2005年11月28日 (月)

「士」の犯罪

今日ひとりの代議「士」が逮捕された。彼は弁護士でもあったが、弁護士会に退会届を数日前に出した。
近年「士」の犯罪が目立っているような気がする。カネボウや足利銀行など粉飾決算をめぐっての公認会計「士」。
ここ1週間ほどは、建物の構造についての建築「士」の詐欺師もおよばない大胆な犯罪行為。多分これは建築「士」の単独の行為ではなく、その背後に企業がひかえているのだと思う。

「士」は、社会が、あるいは国家が認定した専門家だ。そうした専門家の犯罪を、非専門家である、一般市民が見破ることは難しい。建築「士」の場合は設計図を公的機関がチェックすることで、一般市民に過大な負担をかけないようにしている。それが今回は機能していなかったことが明らかとなった。
今日逮捕された代議士や粉飾決算については、そうしたチェック機能はあるのだろうか?弁護士や会計士たちにはなどにはオートノミー(自律性)が認めれら自ら律することになっているのだが、そうではない「士」が増えたということか?

今年は、こうした本来オートノミーを持った「士」の犯罪が法律、金融、建築、それぞれの分野で出たことで記憶されるだろう。それはまた日本の社会が一段と「規律」あるいは「自律性」を失い始めた、最初の年として歴史に残るかもしれない。逆に、そうしたものを取り戻し、専門家が、行政がそれぞれの責任をきちんと果たすような体制の再建の最初の年となってもらいたいと願っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月26日 (土)

最初の投稿

とりあえず最初のブログです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

なし | 未分類