COVID-19備忘録24 中国では昨年8月には患者が出ていた
疫学調査の新しい手法だ。インターネットの検索データや衛星画像の分析が有力な、特に中国のような閉鎖社会における、感染症の広がりを知るツールとなりそうだ。
新型コロナ、中国での流行開始は昨年8月の可能性=ハーバード大 2020/06/09 18:32 Reuters
[ロンドン 9日 ロイター] - 中国で新型コロナウイルスの感染が2019年8月から広がっていた可能性を指摘する調査結果をハーバード・メディカル・スクール(ハーバード大学医学大学院)が発表した。
ハーバード・メディカル・スクールは、武漢市の病院の駐車場の衛星画像や、インターネットで「咳」や「下痢」といった症状に関する用語の検索データを調査した。
調査によると、2019年8月に武漢市の病院の駐車場の駐車率が大幅に上昇。8月にはそれまでのインフルエンザ流行時にはみられなかった、下痢に関する検索が増加したという。
これはとても重要な研究報告だ。これで、本当はいつどのように感染が始まったのかについての研究を始めることが可能となる。
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