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2020年5月 7日 (木)

COVID-19備忘録2

昨夜、NHKのニュースがなぜ陽性率が出せないのかを解説していた。僕は出せないのではなく、出さないのかと思っていたが、買いかぶりだったようだ。

5月4日、NHKのニュース、「PCR検査 陽性率『宣言後 低下傾向うかがわれる』専門家会議」はこう報道していた。「専門家会議は、今後、国に対して、PCR検査を増やしたうえで検査数や陽性率の公表を求めています」。見出しの「低下傾向うかがわれる」という曖昧な表現は、推測によるものだったからと分かる。

陽性率が出せない理由についてNHKは報じていた。「新型コロナウイルス PCR検査の『陽性率』 全国的に上昇か」 2020年418 1955分の中の「民間検査データ含めた陽性率を出すのは困難」という見出しで、厚労省の言い訳をこう伝えていた。

「厚生労働省によりますと、民間の検査機関などからはPCR検査の実施件数の報告を受けていますが、これには1人が複数回の検査を受けた場合も含まれ、都道府県別に分けられていないということです。このため民間の検査機関などで検査を行った人数を含めた陽性率を出すのは難しいということです」。

5月4日になって、専門家会議は陽性率の提供を厚労省に求めた。今更の感はあるが、半歩前進か。

今の時代、国民の一人ひとりがプラスチックのマイナンバーカードは持っていなくても、マイナンバーは持たされている。それを使いデジタル処理すれば、PCR検査データの一元管理など容易だと思っていた。ところがわが国の行政は紙が好きなようだ。

コロナ届「日本ついにデジタル」 米紙、ファクス脱却と報道 共同通信社 2020/05/07 11:51

 【ニューヨーク共同】「新型コロナウイルスのデータをファクスで集めていた日本が、ついにデジタルへ」―。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は6日までに、日本政府が医療機関に新型コロナ発生届を手書きしてファクスするよう求めていた仕組みから脱却し、今月中旬からオンラインで行われるようになると伝えた。

今後、データのデジタル化とPCR検査のハードルを下げたことで、PCRの検査件数は増えていくだろう。その時の陽性率のカウントは、新しい検査条件以降のデータを見ていく必要がある。それ以前のものとは分母の性格や数が違うので計算される陽性率を比較しても意味はない。来週始めくらいから後のデータによる陽性率の推移をみる必要がある。

陽性率を曖昧なままにて、非常事態宣言を出したり、また解除したり、日本は大事なことを判断する基準を持たないまま、その時の気分で大きな決断をしているのだろうか。僕はそうした恐ろしい国の国民のようだ。

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