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2020年5月 2日 (土)

#bookcoverchallenge #day5 『白い夏の墓標』

5冊目は『白い夏の墓標』帚木蓬生、新潮社、1979

「そのとき、佐伯の胸のなかを音をたててすべりはじめたものがあった」(p.238)

20年前に姿を消し、死亡とされた黒田は、生きて、佐伯にBWのための<逆立ちした科学>ではなく、今でも通用する<まとうな科学>にヒントをあたえるノートを残した。彼が「生きて」いると考えるとすべてつじつまがあった。

黒田の娘、クレールは佐伯にこう答えた。

「何故、歴史を学ぶかって?」

「自分の生きている時代を理解するためよ。この五十年間に、七千万人を虐殺した現代というものを、自分の頭で考えてみたいのよ」(p.239)

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