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2020年4月28日 (火)

Book cover challengeに参加

昨日、27日夕方、知り合いからFacebookにアカウントを作り、bookcoverchallengeに参加しないかという誘いをもらった。1日1冊、7日で7冊の本を取り上げる。今ふあふあと落ち着かない気分なので、引き締めるよい機会と思い二つ返事で引き受けた。

以下が、第1回目の投稿だ。

最初は、ラッサ熱との戦いを生き生きと描き出したこの本です。

ジョン・G・フラー(宮祐二訳)『熱病 殺人ウイルスとの1700日の死闘』立風書房、1979

今日本でもCOVID-19で医療スタッフの感染が起きています。未知の疾患では医療従事者の感染、さらに病原ウイルスおよびその感染経路を突き止めようと格闘する研究者の感染を防ぐことは難しいようです。ラッサ熱も直接の研究者だけでなく、隣接の研究室の研究者が発病死亡し、エール大学は研究を中止しました。研究は多くの犠牲を払って続けられ、736月になって、691月ナイジェリアのラッサで最初の患者発生から1700日後、ウイルスを運ぶ動物がマストミス・ナタレンシス系の野ネズミであることを明らかにした。治療法がなくても、野ネズミの駆除を徹底すれば予防が可能だ。しかしそれまでに4年半かかっている。

COVID-19でも試みられているようだが、本書に回復途上の患者の血清により救命する記述がある。その記述は、原文も、訳文もともに優れているのだろう、自分がその場で息を殺して見ているような臨場感がある。

当初死亡率は70から80%だったが、現在では抗ウイルス薬により数%に抑えられている。COVID-19もいつかそうした日が来るのだろう。

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