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2020年4月10日 (金)

日本のコロナ対策が成功しているように見えるわけ

今日、10日、「朝日」のサイトを見ていたら

新型コロナ、3種類に分類可能 東アジアや欧米など違い」(2020410 1116分)という記事があった。

記事が取り上げている論文は米国科学アカデミーの研究誌に4月8日付で掲載されたものだ。それによると、ウイルスはABC3種類に分けることができ、基本型のAタイプは広州など中国南部や米国やオーストラリア、Bタイプは武漢市や周辺の東アジアの国々、Cタイプはヨーロッパ諸国、米国それにブラジルなどで、多く見つかっているという。
以下が本論文のサイトだ:https://www.pnas.org/content/early/2020/04/07/2004999117

以下の表は現在までのいくつかの国の陽性者数とそのうちの死者数、それに致死率だ。

陽性者数

5,448

10,450

143,626

118,783

118,235

427,460

18,176

死者数

108

208

18,279

12,210

2,607

14,696

957

致死率

2.0

2.0

12.7

10.3

2.2

3.4

5.3

データは日本が「朝日新聞」、米国はCDC、それ以外はジョンズホプキンス大学のデータだ。

https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/cases-updates/cases-in-us.html

表の数字、特に致死率を比べると日本と韓国とドイツが治療の成果を上げているように見える。しかし日本と韓国はBタイプで、それ以外の国は全てCタイプだ。CタイプはどうもBタイプと比べるとパワーが大きいようだ。比較は日本と韓国だと成り立つが、日本とイタリアあるいは米国などとは比較できないのだ。Cタイプと戦っているドイツや米国の致死率が2.2%および3.4%というのは大変な努力の賜物なのだ。

日本の対策や治療が優れているわけではなく、今までのところ相手がBタイプだったからこの程度になっている、と見るべきなのだ。

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