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2018年12月31日 (月)

原発などの廃止に12兆円ーーそれで済むの?

 昨日、30日の「共同」の見出しだ。

民間原子力施設廃止に12兆円
国民負担、さらに膨張も

 原発の廃止には使用済み燃料、燃やした後のカスの処理が必要だが、その目処は日本では全く立っていない。諸外国でも日本同様の国がほとんどだ。例外がフィンランドのオンカロだ。

 12兆円は、そうした現実を無視した机上の計算にすぎない。こうした数字を見せられると、あたかも廃止が可能のように思ってしまうが、この数字も数合わせの産物でしかない。今原発を止めれば、それだけ廃棄めどが立っていない、使用済み燃料の積み増しを止めることができる。

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2018年12月30日 (日)

満州第731部隊トリビア2:石井機関

 731部隊は言ってみれば、石井機関満州ハルビン支社である。本体は石井機関と呼ばれた組織で、本拠、つまり本社は東京の陸軍軍医学校の防疫研究室だった。1940年までに支社は北京、南京それに広東省広州に置かれ、さらに日本が第2次大戦に参戦しシンガポールを占領した後はそこにも支社を置いた。それぞれ名称は、北京が北支那防疫給水部、南京が中支那防疫給水部、広州が南支那防疫給水部、シンガポールが南方軍防疫給水部だった。

 石井機関という名称は、本社である防疫研究室が刊行していた『防疫研究報告』2部の99号、1941年3月28日、の見出しの一つ、「第5章 石井機関に於ける予防接種の改良」で使われている。99号は「陸軍防疫機関の運用の効果とその将来戦に対する方針」その他を論じた論考だった。

 石井機関の名称は『岡村寧次大将資料』(原書房、1970年)上巻にも出てくる。387ページの付録のタイトルが「石井極秘機関」で、その本文は「石井機関の創設については」で始まっている。

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2018年12月29日 (土)

満州第731部隊トリビア1:部隊名称

 トリビアをPCの辞書で引くと、「 くだらないこと。瑣末(さまつ)なこと。雑学的な事柄や知識」とある。

 満州第731部隊トリビアとして、ちょっとしたこと、気になっていること、知っていると便利かもしれない、といったことを書いてみようと考えた。その1回目として、部隊名称(通称名)について書いておく。

 アジア歴史資料センターが公開している資料(公文書)について、「東郷部隊」、「石井部隊」、「加茂部隊」、「731部隊」それに「659部隊」で検索した。その結果ヒットした資料の作成年号で名称の変遷を整理した。

 36年に関東軍防疫部となるまでは秘密活動で公式の部隊名はなかった。
 正式名称は36-40年が関東軍防疫部、40-45年が関東軍防疫給水部である。
 通称名は、公文書の時代順に見ると、石井部隊→加茂部隊→731部隊→659部隊となっている。
 石井部隊の名称は37-39年の文書、加茂部隊は39-40年の文書、に出現しており、時代としては防疫部時代だ。
 731部隊は41年の文書、659部隊は42年の文書に出現している。防疫給水部となってからだ。

 陸軍軍医学校の『防疫研究報告』で調べると、加茂部隊の名称が40年6月7日受理の論文、1部の42号で使われ、石井部隊の名称が同じく41年8月11日受理の1部の41号で使われている。
 41年には731部隊と石井部隊両方の名称が使われていた。

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2018年12月26日 (水)

原子力施設廃止費用

 1.9兆円は氷山の一角に過ぎないだろう。以下は今日の「共同」の記事だ。この記事が明らかにしているのは「日本原子力研究開発機構」の分だけである。

原子力79施設廃止に1.9兆円
費用は国民負担、機構が試算

 廃止までにかかる時間は70年。

 六ケ所村の悪夢「核燃料サイクル施設」も今ならそう費用もかからないと思うが、本格稼働した後だとエライことになるだろう。早いところ核燃料サイクルに見切りをつけ、それに関する施設も廃止工程に入る時期だ。

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2018年12月25日 (火)

メキシコ国境の壁とIWG脱退:木を見て森を見ない振る舞い

 国境の壁に執着し、予算を止める大統領は変だよね。同じように変なのは、今更IWGを脱退することだ。商業捕鯨の再開というけれど、捕鯨は商業的に成り立つのかな。

 どちらも、いわゆる木を見て森を見ない振る舞いに思える。変な大統領、アホな首相をいただく国の国民は悲劇だ。

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2018年12月23日 (日)

トランプを手玉にとる金正恩と、取られる安倍晋三

 番組名は知らないが、昨夜、22日の夜のTBSの番組が北朝鮮情勢について解説していた。とても面白かった。

 北の対応がすごいと思ったのは、特別な家なのだろうが、自宅に太陽光発電パネルを備え、家畜などの糞から燃料となるガスを作っていたことだ。日本で地震や台風が来てインフラがやられると各家庭はお手上げだが、各戸がこうした設備を持っていれば困ることはない。

 原発に頼る、中央集権的なインフラではなく、分散型のインフラの重要性を痛感した。

 北は窮余の策という面もあるのだろうが、金正恩のしたたかさ、頭の良さに驚いた。彼はどうやらトランプが音をあげるのを待っているようだ。

 それにひきかえ日本国の首相、安倍(アホ)はFTAをTAGととり繕い、トランプのご機嫌とりに躍起だ。まさに、インチキ大統領に手玉に取られている。今後、米国はFTAと理解して、日本にいろいろな要求をしてくるだろう。アホは対応できるのだろうか。

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2018年12月21日 (金)

再々再逮捕ーー日本の司法制度

 まいったね、拘留延長が却下され保釈かと思っていたら、3度目の逮捕。今度は日産に金銭的被害を与えた特別背任。

 一緒に逮捕拘留されていたケリーさんは順調に行けばクリスマス当日に保釈になりそう。

 日本の司法の夜明けも外圧で、と考えていたけど甘かった。自分たちでやるしかない、それを再確認したことがせめてもの収穫だ。

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2018年12月20日 (木)

拘留延期が認められず

 再逮捕後の拘留延期が却下されたことが大きなニュースとして報じられている。むしろ、時期だけが違って、内容は同じ報酬の過小表示による再逮捕が大きなニュースだったはずなのに、そうではなかった。日本の司法を見る目が狂っているのだ。

 逮捕し、拘留延長し、起訴となるとその後長期間保釈が認めらない、人質司法が日本のやり方。これがその改善への最初の一歩となるといいのだけれど、それは世論次第だろう。

 今回の裁判所の決定は、どの立場に立つかで大きなニュースの意味は変わってくる。検察の立場だと、従来の馴れ合いの終焉という意味で衝撃だろう。被告になるかもしれない一般人からすれば、自白の強要など、冤罪の温床と言われていることの改善に結びつくかもしれない転機と期待できる動きだ。

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2018年12月19日 (水)

木枯らしーー冬だ

 今年、関東地方には11月に吹く木枯らし1号はなかった。それで例年より暖かい冬入りの感じがある。

 今日も3時ころ太陽の陽射しに誘われて散歩に出たら、朝の散歩の時にはなかった強い冷たい風が吹いていた。そしてハラハラと次々に落ち葉が続いた。遠くに見えた海も白波が立っていた。

 冬を実感。

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2018年12月17日 (月)

科学の安易な利用が悪用につながる……

 順天堂大学のコミュニケーション力についての続きだ。

 今日「朝日新聞」が以下の新しい記事を出した。
 順大のコミュ力問題、心理学会も懸念「安易な論文引用」

 その記事は心理学者有志の声明を引用している。

「根拠」とされた論文は「児童期から成人期までのパーソナリティー発達と男女差を検討したもので、『女性の方が精神的な成熟が早く、相対的にコミュニケーション能力が男性より高い傾向がある』という知見を提出したものではない」として、根拠として用いたことを「非科学的」と批判。

 科学的に、客観的に振る舞っているようで、生半可な理解だと、非科学的な振る舞いとなるということなのだろう。そうした振る舞いを医学部の教員たちが、内部にその道の専門家もいるであろう心理学の分野でやってしまうとはなんということか。社会を欺くつもりがしっぺ返しをくらったようだ。

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2018年12月16日 (日)

原発輸出は悪夢そのものだ

「長崎新聞」は刺激的な見出しで「共同」の報道を伝えている。

日立、英原発計画を凍結へ
安倍政権輸出案件、全て暗礁に

 トルコの三菱の計画が中止、それ以外にもベトナムやリトアニアでも撤回や凍結となっている。

 経済的なことを考えれば今原発を建設するのはありえない。発電は風や太陽光などに移りつつあるのだ。それがわからない安倍(アホ)がゴリ押ししているのだ。

 今必要なのは、日本の原発の解体を進め、廃炉技術を確立し、その技術を世界に輸出することだ。その一方で日本がここ10年以上立ち遅れている自然エネルギー開発に本気で取り組むことだ。

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2018年12月15日 (土)

後期高齢者医療保険料が高い

 75歳になったので後期高齢者保険料の請求がきた。僕が住む神奈川県の場合、均等割額は全国平均より8%程度ほど低いと書いてあるが、それでも絶対値が高い。

 僕と連れ合いの2人分の国民健康保険料と、僕1人の後期高齢者保険料とがほとんど変わらない。今後、両方合わせると、健康保険料が1.5倍程度となる勘定だ。

 老人に手厚く、若者にしわ寄せがいっていると言われるが、本当なかな、誰にも手厚くないのではないか、皆に冷たいのではないかと感じた。現役の時は、健康保険は雇用主の負担があり、その分個人の負担が軽減されていた。ところが年金生活となり、どこにも雇用されていないので保険料は全額自己負担という厳しさを痛感している。

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2018年12月14日 (金)

科学的知見の悪用ー大学が自らの基盤を否定

 全国の医学系の大学で女性差別が行われていたことが暴露されている。そのひとつが順天堂大学の医学部だ。数日前、コミュニケーション力の男女差を持ち出し差別を正当化する議論を展開していた。

 今日、14日になって「朝日新聞」が以下の記事を掲載した。
 「コミュ力の性差、調べてない」 順大の根拠執筆の学者

 記事の学者は米国テキサス大学の教授だ。順天堂大学は教授の心理的成熟の性差についての知見を、コミュニケーション力にすり替えて、もっともらしい説明をしたことが暴露された。

 大学という科学研究および教育の機関が、その知見を悪用することは、自死行為だ。順天堂大学は自らの存在基盤を否定した。その自覚はあるのだろうか。

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2018年12月13日 (木)

図書館で新聞を読む

 最近時々図書館に行く。一番の理由は散歩のためだ。散歩のついでに図書館に行き、新聞を読むことが多い。

 自宅で購読していない全国紙の、特に読書欄に目を通すようにしている。政治や経済それに社会面の記事は、その内実、報じられているできごとがバカバカしく、記者は精一杯書いているのだろうが見出しだけでげんなりしてしまう。それで世の中の流れに取り残されつつあるのだが、読書欄に目を通すことで、イライラすることなく世の中の流れを少しは知ることができるのではないか、と思っている。

 自宅で購読しているのは地方紙の「神奈川新聞」だ。これは中身はしっかりしているが、世の中のできごと自体がぐじゃぐじゃなので、記者は大変だと思う。図書館で新聞を読むのが快適なのは、広げてゆっくり読めることだ。

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2018年12月12日 (水)

コーヒー豆の焙煎:予想外のこと

 コーヒー豆を自分で焙煎するようになって3年半ほどになる。始めたのは15年の3月ころだっただろう。

 いろいろ試した結果、今はガスコンロに遠赤外の金属プレートを置き、その上で直径30cmほどの金属製の網で焙煎している。焙煎専用の器機はあり、なかなか優れものなのだが、遺憾せん一回の焙煎量が70g程度と少ない。今使っている金網だとその倍程度の焙煎が可能で、ほぼ週一回の焙煎というペースだ。

 焙煎は煙が出て、コーヒー豆のチャフという皮が灰となって飛び散るのでもっぱら外でやっている。昨日、11日はこの冬一番の冷え込みなので、時間がかかるかなと思ったら、風もなかったせいか、いつもより短時間でしっかり仕上がった。毎回予想外のことが起きる。それが楽しい。そして焙煎の翌日、仕上がり具合を確認する一杯を口にするときの緊張感も醍醐味だ。

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2018年12月11日 (火)

片山さつき大臣と桜田五輪大臣は安倍の弾よけの目くらまし

 臨時国会が終わり、片山も桜田も国会を乗り切った。

 あの2人がボコボコに叩かれることは任命当初から予想されていたことらしい。どうも2人は囮で、彼らが大臣に任命されたのは野党の矛先が安倍の加計学園や森友問題に向かないように、目先をごまかすためだったのではなかったか。

 野党はその策にまんまとはまってしまった。片山の問題を追及していたのは文藝春秋だが、官邸と文春の見事な連携プレーということだ。どこまでが文春の取材で、どれが官邸からの垂れ流しだったのか。

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2018年12月10日 (月)

日本に移民は来るの?ーーJICが提起した現実

 今日、12月10日、官民ファンドJICの民間出身の役員全員が辞任した。その辞任の弁を「朝日」が報じている。以下の記事だ。
「JICはゾンビの救済機関に」社外取締役も経産省批判

 コメントいちいちもっともだ。

 以下は日本の現実を書いた「MSNニュース」の記事だ。外国人労働者の本音。
技能実習生が多数死亡の衝撃。日本で働く外国人はどう思う?

 日本が壊れつつある。皆気づいていながら黙っている。

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