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2015年10月 6日 (火)

対照的なノーベル賞

 昨日、5日には医学・生理学賞の受賞者の発表があった。今日は物理学賞の発表があった。色々な意味でこのふたつの受賞の中身は対照的だ。

 共通しているのは、素晴らしい成果だという点だ。

 対照的なのは、医学・生理学賞の研究の最初の手がかりは極めて手工業的であるのに対して、物理学賞の方は大規模な100人ほどのスタッフに支えられる観測チームが必要だ。前者は薬として何億人もの命を救うということは巨万の富をもたらしている、他方後者は金のかかる研究だがそういう実利をもたらさない。

 報道によれば、製品化によってもたらされた巨万の富で受賞者の研究所および大学の運営が随分と助けられているという。カミオカンデという巨大装置を作るためには募金が必要で、何年か前にノーベル賞を受けた物理学者はその弟子によると寄付集めの名手でもあったという。ノーベル賞をもらう前の彼は、大口を狙うのではなく、こまめに小口の寄付を集めて回ったという。

 継続は力なりというが、それは研究でも、研究のための資金集めでも同じことのようだ。

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