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2015年10月28日 (水)

もんじゅの運転など論外だーー廃止が唯一の道

 もんじゅというのは日本の高速増殖炉の名前だ。高速増殖炉というのは、発電のために使われる/消費される燃料以上の燃料が生産されることになっている原子炉だ。先輩格の仏国のスーパーフェニックスはとうの昔に開発を断念し、「民生」用として生き延びている格好なのはもんじゅだけだ。

 そのもんじゅについて原子力規制員会は厳しい見方をしているというニュースを見つけた。今日、28日の「長崎新聞(共同通信)」だ。以下がその見出しと記事だ。

もんじゅ、運転できる状況にない 原子力規制委員長、厳しい見解(10/28 12:06)
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は28日の定例会合で、機器点検をめぐり管理ミスが相次いでいる日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)について「運転できる状況にない」と、あらためて厳しい見解を示した。
 規制委は今月、機構を所管する文部科学省の幹部から意見聴取し「もんじゅの改善は着実に進んでいる」との報告を受けたが、28日の会合では委員から「機構は実施主体として適切ではない」「改革というスローガンを聞き続ける時期は過ぎた」など批判が相次いだ。

http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20151028/ma2015102801001091.shtml

 たとえ、機器その他の整備、そして何より重要な安全管理体制が整ったとしても、地震の国日本で、プルトニウムを溜め込む原子炉を運転してはいけないのだ。安全管理体制が万全であれば、その責任者は「日本で高速増殖炉の運転は不可能である」と判断し、運転を断念するだろう。

 今求められているのは、一刻も早い、中止→廃止の決断だ。

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