延長断念?ーー電力需要は長期衰退傾向
原発の稼働期限を40年とした規制を超えて運転することを目指している関電の美浜3号機の先行きが怪しくなっている。この問題は9月になり何度か報道されたが、以下の見出しと記事は今日、30日の「MSNニュース(時事通信)」だ。
関電の美浜3号機審査「極めて深刻な状況」
原子力規制委員会は30日、再稼働の前提となる審査が行われている関西電力〈9503〉美浜原発3号機(福井県)について、期限内の終了が見通せないため、関電幹部を招いて議論することを決めた。審査を担当している更田豊志委員長代理は「極めて深刻な状況と受け止めるべきだ」と指摘した。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/関電の美浜3号機審査「極めて深刻な状況」/ar-AAeWCEv
関電は諦めたのだろうか。3号機は発電能力が82.6万kwだ。これに金をかけて稼働延長を実現しても引き合わない、今後電力需要が伸びることはないので、無理をしないということだろうか。
だとすればそれはまあよい判断といえる。しかし、最後はアホ内閣の力で、規制委員会をねじ伏せることができると考えているのなら、とんでもないことだ。
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