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2014年1月31日 (金)

日本国内に原発がまだ48基ある

 今日、31日の「産経」の記事の見出しと全文を引用する。

福島第1原発5、6号機きょうで廃炉 国内48基に
2014.1.31 18:31
 東京電力の福島第1原発5、6号機が31日付で廃炉となる。東日本大震災で炉心溶融(メルトダウン)や原子炉建屋の水素爆発が起きた1~4号機は2012年4月に廃炉になっており、これで福島第1原発は正式に発電設備でなくなる。
 国内の商業用原発は48基となる。東電では今後、福島第2原発の扱いが焦点となる。
 5、6号機は震災時、非常用電源からの電力により冷却機能が維持され、1~4号機のような被害は免れた。東電が昨年12月18日、経済産業省に1月31日付での廃炉を届け出ていた。
 東電は両号機を解体せず、1~4号機の廃炉作業のための技術開発施設に転用する方針。原子炉建屋内の除染や溶融燃料の取り出し技術の開発を計画している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140131/dst14013118320007-n1.htm

     福島第2には80年代に運転を開始した110万kWの原発が4基ある。これが再稼働することはないので、間もなく国内の原発は多くとも44基となる。

 なぜ第2の4基をすぐに廃炉にしないのか。いずれ再稼働を考えているわけではない。今廃炉にすると東電が帳簿上、破綻するからだと思う。実質的に破綻しているのだから、帳簿上のことで回り道せず、名実共に破綻処理をし、今だ終息していない事故への対応を精力的に進めてもらいたい。

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2014年1月30日 (木)

STAP細胞

 昨日、29日にそのニュースに接したとき、単に新しい手法ができたのかと思い、大して気にもとめていなかった。ところが今朝になって新聞でゆっくり読んでみたら、これは大変な発明というか、細胞についての常識をひっくり返す大きなできごとであることが分かった。すでにハーバードではこの細胞を使い猿について、運動機能回復の試みがなされ、有望な結果が出ていると報じられている

 猿についてうまく行けば、次は人間について、ということになる。

 またこうした方法で、一度特定の、皮膚とか肝臓などの専門の細胞となったものが、万能細胞となるということは、ガンの発生メカニズムについても手がかりを与えるのではないだろうか。つまり、正常な専門細胞がストレスによって別のいろいろなものに変化しうる細胞となり、その結果ガン細胞となるものが出てくる、と考えることができるのではないだろうか。そうであれば、治療というより、予防方法の開発に生かせる気がするが、どうだろう。いずれにしても、わくわくする研究成果だ。

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2014年1月29日 (水)

Suicaで余分に引かれた

 先日帰宅時に駅の改札をSuicaで通ったとき、千円単位で残っているはずが、百円単位になっていたように見えた。もしかしたら、百円単位の数字は引かれた数字でそれを残金と取り違えたのかと思ってそのまま帰宅した。

 今日、出かけるので駅の改札を通ったら、残金が数百円となっていた。先日ちらっと見た数字は見間違いではなかったことが分かった。たまたま電車が行ったばかりだったので調べてもらったら、余分に引き落とされていることが分かった。

 そこで次の電車が来たので、その後の処理は明日以降ということで電車に乗った。なぜそんな間違いが起きるのだろう。僕のような暇人は、改札で残金を確認するが、忙しい人はどのようにしているのだろう、どのような自衛策を講じているのだろう。

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2014年1月28日 (火)

「原子爆弾の医学的影響」

 以下は今日、28日の「長崎新聞(共同通信)」の見出しだ。

米が原爆影響報告書を公開    
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2014/01/28090628012572.shtml

 記事では米国エネルギー省(DOE)ウエッブサイトで公開しているということだったが、DOEのサイトでタイトルを入れて検索してもなかなかヒットしなかった。そしていろいろ探したら、飛べ!HondaJett!!! というサイトに行き当たり、それで「報告書」全6巻にアクセスすることができた。

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2014年1月27日 (月)

楽しい飛行

 今日、27日は九州から関東までよく晴れて、長崎から羽田までの飛行は快適だった。よく晴れたせいだろう、飛行機が急に揺れることもなく、とても穏やかな飛行だった。今日は天候に恵まれた。

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2014年1月26日 (日)

米国が日本にプルトニウムの返還を求めている

以下に今日、26日の「長崎新聞(共同通信)」の見出しと記事全文を引用する。

米、日本にプルトニウム返還要求 300キロ、核兵器50発分(01/26 19:59)

高速炉臨界実験装置の建屋=茨城県東海村(日本原子力研究開発機構提供)
 核物質や原子力施設を防護・保全する「核セキュリティー」を重視するオバマ米政権が日本政府に対し、冷戦時代に米国などが研究用として日本に提供した核物質プルトニウムの返還を求めていることが26日、分かった。
 このプルトニウムは茨城県東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で使う核燃料用の約300キロ。高濃度で軍事利用に適した「兵器級プルトニウム」が大半を占め、単純計算で核兵器40~50発分程度に相当する。
 日本側ではこれまで「高速炉の研究に必要」と返還に反対する声も強かったが、米国の度重なる要求に折れて昨年から日米間で返還の可能性を探る協議が本格化している。
 
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20140126/ma2014012601001661.shtml

とりあえずこれらは兵器級だが、日本が44トンため込んだ原子炉級でも原爆製造は可能だ。さてこれらはどうなるか。

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2014年1月25日 (土)

数行の憶い

今長崎の国立長崎平和記念館で「数行の憶い」という企画展が開催されている。昨年の11月29日から、今年の3月31日までの予定だ。
しみじみと心にしみる憶いが伝わってくる。

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2014年1月24日 (金)

出島の夜間公開はフリー

今夜、24日夜も出島に行ってきた。昨日より1時間以上早い6時少し過ぎに行ったせいか、見学者何組かと出会った。昨日は誰とも出会わなかった。

夜の6時までは通常の公開で有料。しかし、6時以降はフリー(無料)となり、建物の中には入れないが、出島の中を歩き回ることができ、照明がきれいな建物の外観を楽しむことができる。

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2014年1月23日 (木)

出島の夜間公開

夕食を新地と呼ばれる、長崎の中華街でチャンポンを食べた。ホテルに帰るついでに出島の前を通ったら夜間公開で、ライトアップされた出島公園を自由に散歩することができた。出島の公式サイトで調べたが、夜間の公開について何も書いていない。もっと積極的にネットを利用してもらいたい。そうすれば夜間の、きれいな出島を楽しむ人が増えることだろう。

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2014年1月22日 (水)

日独の違い

 原発についての日独比較ではない。

 現在「神奈川新聞」で、植物生態学者の宮脇昭さんの「わが人生」の連載を読んでいる。ここ数日、彼が最初にドイツ(西ドイツ)に研究のため渡航する経過が書かれている。

 読んで分かったことは、彼が1958年9月に、ドイツの奨学金を提供するフンボルト財団の研究者として採用され、ドイツでの研究が実現した、ということだ。この時期日本では1956年に「もはや戦後ではない」という言葉が経済白書に出現したが、とても諸外国の研究者を日本に呼んで研究させる経済・社会・文化的水準にはなかった。もっぱら、米国に呼んでもらうばっかりだった。

 ドイツも日本もともに、第二次大戦の敗戦国だった。戦後13年のこの時期の日独の差を宮脇さんの文章を読んで知った。

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2014年1月21日 (火)

フクシマダイイチ−−手に負えない状況が伝わってくる

 もうどうしていいのか分からないのだろう、東電は。以下の見出しと記事は今日、21日の「長崎新聞(共同通信)」からだ。

配管貫通部で汚染水漏れか 第1原発3号機01/20 21:06
 
東京電力は20日、福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の床面で18日に見つかった水は原子炉への注水後に漏れた高濃度汚染水で、原子炉格納容器の配管貫通部付近から漏れている可能性があるとの見方を示した。
 廃炉工程で最大の難関となる溶融燃料取り出しには格納容器の水漏れ箇所の補修が欠かせないが、具体的な漏えい箇所は不明のまま。東電は今回の汚染水漏えい確認について「漏れたメカニズムが分かれば有力な情報になる」としている。
 遠隔操作のロボットで水を採取し放射性物質濃度を調べたところ、セシウム134が1リットル当たり70万ベクレル、セシウム137が170万ベクレル検出。

http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20140120/sc2014012001002360.shtml

     記事に東電のコメントして、「漏れた……」とあるが、何を意味しているのだろう。どこから漏れたのか、配管のつなぎ目なのか、配管そのものが腐食などで問題が発生したのか、何も分からない、ということのようだ。水の注入を止めれば漏れということはなくなるが、それは原子炉内の核燃料の暴走をもたらし、続けるしかない。漏れはずっと続くことになる。今後さらにいろいろなところで原因不明の漏れが発見されることだろう。

 やはり、石棺か。どんどん追い込まれている感じだ。

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2014年1月20日 (月)

昼からどんどん晴れた

 天気予報では、今日、20日の天気は曇りだったが、朝散歩に出たときもときどき陽射しがあり、快適だった。そして昼ころ学校に着いたときは、しっかり晴れ、それからどんどん晴れ渡り夕方には快晴だった。お陰でだいぶ気温も上がり楽だった。

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2014年1月19日 (日)

核燃料サイクルは無理

 名護市長選挙で現職が当選のようで、沖縄の人々が安倍内閣による辺野古への移転強行を認めていないことが明らかとなった。まだ確定票は出ていないが、当選は確実のようだ。

 今日、19日はもうひとつ大きなニュースがあり、以下に「長崎新聞(共同通信)」の見出しと記事の全文を引用する。

青森・六ケ所村に火砕流の痕跡 再処理工場の敷地に2回01/19 19:13
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の敷地に、火山噴火に伴う火砕流が3万2千年前と1万5千年前の2回到達した可能性が高いことが19日、原燃が原子力規制委員会に提出した資料で分かった。いずれも南西約60キロの活火山「十和田」(青森、秋田両県)の噴火によるもので、原燃の調査で痕跡が確認された。
 規制委の「火山影響評価ガイド」は、火砕流が及ぶ可能性が十分小さいと評価できない場合は原発の建設を禁じており、規制委が進める再処理工場の審査で、これらの痕跡をどう判断するか注目される。

http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20140119/ma2014011901001883.shtml

 再処理工場は原発プラント以上に汚染がひどく、危険な存在である。原発では福島第一のようにメルトダウンを起こさなければ燃料もゴミも固形物のままで、冷やし続ければ落ち着くと期待できる。再処理工場ではウランやプルトニウムが溶かされ、流動的な状態となっていることがある。そうした流動体の処理が難しいのは、現在福島第一で汚染水のコントロールができていないことから容易に理解できるだろう。再処理工場が本格的に稼働した後だとその廃止・撤去は大量・多種類の放射性物質の処理が必要となる。今ならまだ確か試運転の段階なので、中止をする場合、莫大な費用が発生することはない。それこそ、止めるのは今でしょ! ということだ。

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2014年1月18日 (土)

情報は比較すると面白い

 同じ日米会談について、「読売」と「朝日」、2つの記事を比較する。先ず「読売」の見出しと記事と一部を引用する。

谷内NSC局長訪米、国務長官ら幹部と個別会談
【ワシントン=大木聖馬】(途中省略)同行筋によると、谷内氏は一連の会談で、初めて策定した国家安全保障戦略などについて説明。北朝鮮の核開発問題などについても協議した。ライス氏とは日米NSC間で緊密な連携を取っていくことで一致した。安倍首相の靖国神社参拝についても意見交換したとみられるが、谷内氏は会談後、記者団に対し、「特別の問題について特別話したということではない」と述べるにとどめた。
20141181242 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140118-OYT1T00383.htm?from=ylist

 次は「朝日」の見出しと記事全文だ。

米、日韓関係の改善求める 訪米の谷内氏に靖国参拝言及
20141181504
 米国のライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は17日、米ホワイトハウスで谷内正太郎国家安全保障局長と会談し、安倍晋三首相の靖国神社参拝を取り上げ、特に日韓関係の改善のために日本側の取り組みを求めた。オバマ政権は安倍首相の参拝が東アジア情勢に与える影響を懸念しており、こうした立場を直接伝えたものだ。
 米政府当局者が朝日新聞の取材に明らかにした。ライス氏が安倍首相の靖国神社参拝を取り上げ、対話と外交によって相違を解決するよう求める、米政府の立場を改めて示したという。
 またライス氏は、北朝鮮を巡る日米韓協力の重要性などを説明したうえで、「日本が韓国との関係改善のため何らかの措置を取ることを望む」と話した。
 同行した日本政府関係者は記者団に会談内容を説明したが、ライス氏が靖国参拝問題を提起したことや、日韓関係の改善を求めたことは明らかにしなかった。
(ワシントン=大島隆)
http://www.asahi.com/articles/ASG1L2RR9G1LUHBI009.html?iref=com_top6_01

 どちらもワシントン発の記事だ。「読売」は米国側に取材していないのだろうか、それともこうした発言は安倍内閣に都合が悪いので、記事にしなかったのだろうか。今後どうするかが楽しみだ。

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2014年1月17日 (金)

フクシマダイイチ、汚染拡大続く――現実を見据えよう

 以下の見出しと記事は今日、17日の「長崎新聞(共同通信)」だ。

福島第1、放射性物質また上昇 井戸水で過去最高値01/17 20:03
 東京電力は17日、福島第1原発の海側にある観測用井戸で16日に採取した水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が、過去最高値の1リットル当たり270万ベクレル検出されたと発表した。
 同じ井戸でのこれまでの最高値は13日に採取した水の240万ベクレル。井戸は2号機の東側にあり、2011年の事故直後に極めて高濃度の汚染水が漏れたトレンチ(電源ケーブルなどが通る地下道)の近く。昨年12月26日採取が210万ベクレル、今月9日が220万ベクレルと、上昇傾向が続いている。
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20140117/sc2014011701002147.shtml

 一向に治まらないどころではなく、汚染が拡大し続けている。これまでのアプローチをいつまで続けるつもりなのだろう。

 その一方で、東京電力も、政府も、原発の再稼働を画策している。現実を見ればそれがどれほど無謀なことであるか理解できるはずだ。現実から眼をそむけてはいけない。

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2014年1月16日 (木)

寒いけど、満月がきれい

 1月半ば、16日になってついに東京や横浜も気温がマイナスを記録した。本当に寒い。

 夕方から夜にかけて外出したが、月は満月だった。今日の満月は今年一番小さく見える満月だという。それだけ地球から遠い、ということだ。

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2014年1月15日 (水)

国民(都民)的イシュー

 細川元首相の都知事選出馬を支持している小泉元首相は、原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」と述べたという(「東京新聞」2014年1月15日)。日本は、今現在がそうだけど、原発なしでやれると考えている人と、これまであった原発なしには無理と考える人とに二分できる、ということのようだ。

 これは今後の、21世紀の日本の歩む道を決める問題で、決着を次の総選挙まで待てないということで、首都の首長選挙に打って出ることにしたのだろう。よく理解できる。今脱原発を決断しなくてどうするのだ、このまま地震の国、日本で原発事故のリスクを抱え、核のゴミを増やし続けてどうするのか、脱原発を決断するときだ。

 ひとつだけ残念なことは、僕が東京都民ではないことだ。前回の「ストップ・ザ・サトー」の美濃部再選のときは都民だったので選挙権があった。

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2014年1月14日 (火)

脱原発とストップ・ザ・サトー

 美濃部亮吉がストップ・ザ・サトーのスローガンで都知事選を闘ったのは1971年のことだった。64年11月から続いていた佐藤内閣は、原子力空母の佐世保寄港や68-9年の学園闘争などを強権的に押しつぶし、都合の悪い情報を隠した上で沖縄返還交渉を進めた。そうした国民の声に耳を貸さない政治が続いたことで、71年の都知事選での肥満防止と佐藤政権打倒を兼ねたスローガン、ストップ・ザ・サトーは多くの支持を集め、当時としては史上最多の票を集めて美濃部を当選させた。

 佐藤内閣は都知事選から1年数ヵ月後の72年7月に退陣した。政権交代を全面に掲げた都知事選。首都ならではの選挙だろう。

 それが頭にあったので、僕は、12月21日に「都知事選のキーワードは脱原発と秘密法廃案 」を書いた。本来、都知事選では都に固有の問題が中心となるべきだろうが、世の中の風通しが悪いと、一点突破全面展開のためにストップ・ザ・サトーのようなやむにやまれぬ挑戦が必要となる。今の日本社会にはそうした挑戦が必要となっている。

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2014年1月13日 (月)

オンカロしかないのか

 核のゴミの最終処分場としてオンカロのような方式しかないのだろうか。ゴミを化学的に分解して、原爆材料となるプルトニウムを分解すれば、もう少し簡便な方法も可能だろう。それは誰しも考え、その努力を半世紀以上続けてきた。

しかし今のところよい方法は見つかっていない。半世紀見つかっていないから、今後も見つからないということはない。しかしその可能性は極めて低い。

 運転開始から、当初の想定である運転40年を超す原発が次々に出てくる。また使用済み核燃料を保管している冷却プールもほぼ飽和状態になっている。飽和までの時間的余裕は半世紀もない。5年から10年だろう、そんな短期間のうちにオンカロに代わる方法を見つけることができると考えるのは、小泉の用語では「無責任」ということになる。

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2014年1月12日 (日)

オンカロの敷地面積

 最近オンカロという名前をあちこちで見る。小泉元首相がそこを見学して、脱原発を決意した場所として有名となった。どんなところかはフィンランド大使館のサイトで見ることができる。

 ここは世界で唯一の、使用済み核燃料という核のゴミの最終処分場として有名になっている。2020年までに建設を終え、地下深くのトンネルに核のゴミを詰め込み、最終的に粘土のようなもので固め、10万年保管しようとする計画だ。

 小泉が11月12日の日本記者クラブの会見で述べているところでは、地下400メートルのところに縦横2キロ四方の広場を作る、という。つまり敷地面積として最低限4キロ平米つまり400万平米の土地が必要ということだ。これだけの施設で受け入れることができる核のゴミは、86万キロワット原発2基分だと言う。

 福島第一原発の敷地面積は350万平米で、そこに原発が6基あった。内訳は50万弱が1基、80万弱が4基、110万が1基だ。つまり、あり得ないだろうが地元の同意、地層その他の条件を満たしたとしても、福島第一の敷地を全部使っても、2基分の核のゴミしか保管することしかできない。

 この状況は他の原発サイトも同じだ。日本には原発サイトは18カ所あり、原発が55基ある。単純に計算して18のサイトに2基づつのゴミを捨てることができるとしても、36基分で、19基分は行き場がないことになる。

 それ以上に問題なのは、どのサイトも原発建設を受け入れたときの条件は、何十年か経過して廃炉・解体されたら、土地は戻すという約束だったということだ。それがさらにあと10万年お願いします、という話にはならない。

 小泉は日本では400メートルも掘れば温泉が出てきて、核のゴミを保管する場所は、地質学的にない、ということも述べている。そして、万が一、今の原発サイトを核のゴミの保管場所として利用できるとしても、日本で原発立地が飽和状態の中で、核のゴミを10万年にわたり受け入れる場所を19基分、つまりサイトにして10カ所、見つけることは至難の業だろう。そんなことができる政治家はいない、というのが日本の「権力構造」を知り尽くした小泉の判断だ。

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2014年1月11日 (土)

定年制は非人間的制度という指摘

 先日、いつだったか忘れたが、NHKのテレビを見ていたら、『銃・病原菌・鉄』の著者であるジャレド・ダイアモンドが「定年制は非人間的制度だ」と話していた。米国では20年ほど前に、定年制が非人間的ということで廃止された。彼は定年制によって多くの経験が埋もれてしまう損失を指摘していた。

 日本で定年制を廃止したらどうなるだろう。僕が勤務している教育機関、特に大学だと、多くの教員がだらだらといつまでも居残るだろうと予想される。それは講義や研究の質を評価するシステムが完備しておらず、当人の判断に任されると予想されるからだ。

 老いを自覚することはとても難しいことだと思う。そうした意味で僕は、日本におけるひとりの教員として定年制は、自分で老いを認める必要がなく、ありがたい制度だと思っている。しかし、選挙、という関門がある政治家には定年は必要はない。自分ではできると思っても有権者がそう判断しなければ、落選、という結果が突きつけられるのだから。どこまでも自己責任が貫徹する世界だ。

定年制がない世界というのは、そういう「厳しさ」が貫かれている世界でもある。かつて米国の国立公文書館の現代軍事史部門の名物アーキビストにジョン・テーラーさんがいた。彼も現職中に定年制が廃止となり体力的にフルタイムの勤務が無理となるまで働いておられた。しかし体力的限界を感じて引退した後もボランティアで、自分の体力と相談しながら公文書館に来ておられた。そして多くの研究者の相談に現役当時と同じ博識と含蓄で接し、頼りにされていた。そして亡くなられたときには、研究者が彼を追悼する集まりを開いた。

こうした例を知っていると、ダイアモンドの「経験の損失」の指摘に納得する。

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2014年1月10日 (金)

クロダイの放射能高度汚染

 今日、10日の「朝日」が心配な記事を出している。以下がその見出しと記事の全文だ。

クロダイから1万2400ベクレル 福島・いわき市沿岸
20141102131
 独立行政法人水産総合研究センターは10日、福島県沖で昨年とれたクロダイ37匹を調べたところ、東京電力福島第一原発から37キロ離れたいわき市沿岸の魚から、1キロあたり1万2400ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。1匹だけ突出した数値だったため、汚染時期などを詳しく調べる。
 昨年10、11月に原発南側の海域でとれたクロダイを同センターが調べた。その結果、11月17日に仁井田川河口でとれた1匹が、一般食品の基準値(1キロあたり100ベクレル)の124倍の濃度だった。このほか、426ベクレルと197ベクレルの2匹が基準値を超えていたが、残りは基準値以下だった。
 クロダイは福島、宮城両県で出荷が制限されているほか、茨城県北部で操業自粛の対象となっているため、今回調査した海域から出荷されることはないという。

http://www.asahi.com/articles/ASG1B5SZ6G1BUTIL032.html?iref=com_top6_04


 高濃度汚染の魚が1匹だけということは、他のクロダイその他の魚も単独行動をしている可能性があるということで、同じように高濃度に汚染された魚が、出荷制限がかかっていない海域を遊泳している可能性があるということだ。日本近海の、特に太平洋岸の魚は汚染されている可能性を覚悟して食べる必要がある、ということだろう。僕のような老人はそれでも食べるが、子供には食べさせたくないな。

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2014年1月 9日 (木)

よいニュース

 よいニュース、日本のことではない。米国の銃被害者のニュースだ。以下は今日、9日の「長崎新聞(共同通信)」の見出しと記事の全文だ。

頭部負傷の元下院議員がダイブ 米乱射から3年01/09 14:26
 
【ワシントン共同】米アリゾナ州で2011年に起きた銃乱射事件で頭部に重傷を負った後、回復を遂げたガブリエル・ギフォーズ元下院議員(43)が8日、同州でスカイダイビングに挑戦、成功した。AP通信などが伝えた。
 この日は乱射事件からちょうど3年。ギフォーズ氏は驚異的な回復ぶりを行動で示した。6人が死亡、13人が負傷した惨劇をあらためて思い起こす機会ともなった。
 夫のマーク・ケリー氏は「見事に着地した。彼女の勇気が誇らしい」と短文投稿サイト「ツイッター」で報告した。

  http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20140109/wo2014010901001329.shtml
   

 暴力には、銃暴力には負けない。そういう意志表示だろう。これからどんどん社会貢献をすることだろう、期待する。

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2014年1月 8日 (水)

話せば分かるのは……

 安倍の靖国参拝をめぐって、真意を説明したい、と政府は言っている。確かに話せば分かることもある。しかしそれは共通の「事実」に基づいて議論している場合だろう。

 靖国参拝については、政府が「真意」を説明したい相手である諸外国と共通の「事実」はない。問題のひとつとしてA級戦犯の問題が言われるがそれ以上に問題なのは思想信条の自由の問題がある。靖国神社は神社というひとつの宗教施設であり、キリスト教徒や仏教徒にとっては本来「異教」である。

 そのため日本国内では、A級戦犯問題が議論される前から、政府による靖国参拝を憲法違反と考える人がいた。8月15日の敗戦の日の政府式典は千鳥ヶ淵の戦没者墓苑で行われる。これなら憲法違反にはならず、諸外国の人々も納得するだろう。その意味で戦死者を悼む、非宗教的な日本に施設はあり、今さら新たなものを作る必要もない。去年秋には、米国の国務長官と国防長官が2人そろって千鳥ヶ淵に花をさせげてくれた。ありがとう。

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2014年1月 7日 (火)

学校がはじまった

 僕の担当科目は火曜日と木曜日なので、今日、7日の火曜日から休暇明けの最初の学校ということになる。ひとりだけ風邪で休み。はじまったばかりだが、来週の木曜日、16日が今年度最後の学校ということになる。

 このはじまり終わりは、教室に出ることに関してで、その後も成績機評価がある。学校ではそうしたこと以外に自分自身の研究というのがあるが、これは1日24時間使い、年中無休だ。それが可能なのは、楽しいからだ。

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2014年1月 6日 (月)

桂米丸ーー88歳

今日、6日の午後、国立演芸場で桂米丸の落語を聴いた。とても元気だった。客席の空気をつかみ、今日の客にうまくマッチする話を決めるためだろう本題に入る前にいろいろ話をしていたが、彼が若いころの話だった。主に彼が若いころ師匠たちからどんな話をされたか、教育を受けたか、教えを受けたかで、とても含蓄があって面白かった。一番印象に残っているのは、よい気分で高座にあがれ、さもなければ楽しい、人を楽しませる話はでききないだった。納得である。

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2014年1月 5日 (日)

上野動物園ーー素晴らしい光景

朝から上野動物園に行った。何十年ぶりだろう。昔行ったときは大勢の人、という印象があったが、今日、5日はそんなこともなかった。

しかし、見ることができる動物の種類が減っている気がした。ライオンもトラも一頭づつしかいなかった。ゴリラは施設改修中で入園者が見ることができない場所に隔離されているようだった。

昔は上野動物園にはいなかったであろうようなコビトカバとかドールなどを見ることができた。泣いている子も、ぐずっている子も、動物を見ると目を輝かせて、じっと見ていた。それは素晴らしい光景だ。

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2014年1月 4日 (土)

神社はどこも大盛況

今日、4日は浅草神社、明治神宮、そして神田明神とまわった。どこも人が大勢出ていた。浅草は毎年行っているが、今年の人出は、屋台の数の多さも含め、とても活況があった。明治神宮は数十年ぶり、神田明神ははじめてなので比べようがないが、どちらもあまりの人の多さに拝殿まで進むことは断念し、境内をぶらぶらして庭を楽しんだり、甘酒を飲んだりして、正月気分を満喫した。

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2014年1月 3日 (金)

やはりアホノミクス……都知事選で意思表示を

 以下は今日、3日の「ヤフー(プレジデント)」の見出しだ。そうだろうな、と思う。

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% -やっぱり!アベノミクスで「実質賃金」下落
プレジデント
13()1515分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140103-00011575-president-bus_all

 いつまでもつか。アホノミクス自滅の前に粉砕したいが、その前に崩壊、ハードランディング、つまり日本国の財政破綻、とならないことを願うばかりだ。

 目を覚まし、とりあえず都知事選で粉砕の第一歩を踏み出せるとよいのだけれど。

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2014年1月 2日 (木)

駅伝見物にはよい天気

 今日、2日は東京箱根駅伝の初日。見物に行ったが、ぽかぽか陽気で、見ている人にとっては絶好の天気。ランナーには、箱根山中を走る人以外には、気温が高くて消耗したことだろう。

 でも皆、同じ条件だ。各大学が通るたびに「xx大学!」と大声を張り上げていたら、勤務先の神大が通るころには、声がかれてしまい、大きな声が出なかった。明日はぜひ、僕の声がかれる前に来てもらいたいものだ。

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2014年1月 1日 (水)

日本の空港の管理はどうなっている?

 とんでもない人がいる。以下は今日、1日の「長崎新聞(共同通信)」の見出しと記事だ。

福島原発周辺の土、空港で没収 ウクライナ許容の倍の線量12/31 21:02
 【モスクワ共同】インタファクス通信によると、ウクライナの国境警備当局は31日、首都キエフ郊外のボリスピリ国際空港で、日本人乗客が東京電力福島第1原発周辺で採取した土を持ち込もうとしたのを発見、没収したと発表した。土からはウクライナで許容される放射線量の2倍近い線量が計測され、専門家がさらに詳しく調べる方針。
 日本人乗客が身柄を拘束されたかどうかなどは伝えられておらず、キエフの日本大使館が確認を急いでいる。
 乗客はドイツ・フランクフルトから同空港に到着。土は12グラムで、二つの容器に入れていた。
  http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20131231/sc2013123101001846.shtml

   

 量は少ないので、試料・サンプルとして持ち込もうとしたのだろう。日本の空港の管理が問われる。この後、少なくともウクライナでは当分の間、日本人の荷物に対する検査が厳格になるだろう。

 どうせ東京電力は放射能汚染水という形で、海を汚染しているのだから、それと比べればたいしたことではない、ということではない。本来汚染してはいけないのだ。まして意図的に持ち出すというのはどういうことなのだろう。チェルノブイリの汚染土との比較でもしたかったのだろうか。

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