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2013年3月22日 (金)

東電は感度が鈍い

 東京電力福島第一原発の停電による冷却停止の問題は、東電が自らの失敗に学ばない姿勢が今もそのままであることを暴露した。問題は、以下の「読売」の記事にあるようなことだけではない。以下の問題はいわば、「取り繕い」の問題で、安全な廃炉作業にとっては付随的な問題だ。安全のための最優先の課題は核燃料・使用済み核燃料の冷却だ。そのためにはそれを動かす装置が万が一にも止まらない準備、停電に備えたバックアップ電源の用意など、が必要だ。それを怠っていたから冷却が止まった。 「会社として感度鈍く」冷却停止で東電復興本社  東京電力福島第一原発で停電が起き、使用済み燃料プールの冷却装置などが停止したトラブルで、東電福島復興本社の石崎芳行代表は21日、「大変なご心配、ご迷惑をおかけし、本当に深く、深くおわび申し上げます」と謝罪した。  福島県庁で行った定例記者会見で述べた。これまでの東電の調査で、屋外の仮設配電盤に、小動物が侵入して配電盤がショートした可能性が浮上しており、石崎代表は「一刻も早く原因を突き止め、対策を講じるよう全所員挙げて努力している」と説明。  県への連絡や公表が遅れたことについては、「県民がどう思うかという思いが不足していた。会社全体として感度が鈍く、代表として責任を感じている」とし、広報体制の見直しを明らかにした。 (2013年3月22日08時02分 読売新聞)    水の循環が止まっても、海水その他を注水すれば冷却は可能だが、放射能で汚染された水が大量に出ることになり、その処理が必要になる。今でも汚染水があふれそうになっているのに、さらに増え、動きが取れなくなる。

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