ウラルの核惨事
『ウラルの核惨事』という本がある。ジョレス・A・メドベージェフというロシアから亡命した科学者が書いたもので、日本語訳は1982年に出版された。核惨事が起きたのは1957年9月のことで、場所は州都チャリアビンスクから北北西に71km離れたチャリアビンスク−65という暗号名で呼ばれた秘密原子力基地だった。ここでは原爆用のプルトニウム生産が行われていた。そこで爆発事故が起きたのだった。後にレベル6の事故だったことが明らかにされた。
ここはまだ核の再処理工場として機能している。そこは大丈夫だったのだろうか。気になる。
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