鹿児島県知事のまともな判断――原発凍結
さっき、「毎日」で見つけた記事。以下が見出しと記事の全文だ。
川内原発:増設、凍結方針を改めて示す 鹿児島県知事「脱原発で進むべきだ」
2013年01月12日
伊藤祐一郎知事は11日の定例会見で、九州電力川内原発3号機増設に関する諸手続きについて、凍結する方針を改めて示した。安倍晋三首相が昨年末、原発新増設について前向きな考えを示したことに対して述べた。
伊藤知事は「(既存の原子炉の)再稼働の見通しが立たないうちに『新規の原子炉を設置』というのは拙速。もう少しきちっと考えてから発言していただきたい」と苦言を呈した。そのうえで、昨年の知事選の公約に掲げた凍結方針は「堅持する」と述べた。
また民主党政権時代に決まった「2030年代の原発ゼロ」方針を安倍政権が踏襲しないことについては「脱原発を前提としつつ、30年までは原発ゼロの方向に進み、その時点で世界や日本のエネルギー事情などを考えて政府として判断するべきだ」との考えを示した。【黒澤敬太郎】
http://mainichi.jp/select/news/20130112mog00m010020000c.html
まともだ。問題は、安倍に「きちっと考え」る力があるかどうかだ。国民がだんだん自民圧勝の悪夢から覚めつつあるということか。
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