今の日本のデフレは自民党の責任――日本経済破綻への道
日本の景気が下向きになったのは、バブルが崩壊した1990年ころからだ。つまりここ20年以上デフレが続いているのだ。その前のバブルも問題だが、崩壊後の20年以上の間、自民党が政権を取っていたのが17年間、民主党が政権を取っていたは3年間。こう見ると、圧倒的に自民党の責任が大きい。そのことの反省が感じられない。
自民党は今のデフレを導いた、以前の自民党のやり方をくり返そうとしている。まずやるべきことは、民主党に敗れるまでの政策を検証することだ。以前と同じことを、多数の力で、より強力に無理押し、ごり押しすれば日本が経済的に破綻するのは目に見えている。自民党はそこから目をそらしている。そして景気回復というお題目だけを、呪文のように唱えている。
国会で各野党は、自民党が民主党に政権を取られるまでの間の、自分たちのバラマキ政策(政策などのというものではなく、実態は税金の分捕り合戦)をどう検証・反省したのかを質すべきだ。補正予算などはその先の話だ。
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