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2013年1月 4日 (金)

30年後、町に戻る――希望

 30年後、町に戻れるのだろうか。チェルノブイリの状況を見ると現実味の乏しい希望でしかない。さらに今朝、4日朝になって「朝日」は杜撰な除染作業の事実を報じている。除染は実際は「汚染の移動」にしかすぎないので、放射能汚染はどこかに付け回しが行くだけだ。以下は今日の「長崎新聞(共同通信配信)」の見出しと記事の一部だ。 福島・双葉町帰還「30年後」 町長が暫定目標示す(01/04 12:21)  東京電力福島第1原発事故で役場機能を埼玉県加須市に移している福島県双葉町の井戸川克隆町長は4日、仕事始めの訓示で「一日も早い古里への帰還を目指す」とした上で「目標を暫定的に30年後とする」との方針を示した。  放射性セシウムの半減期が約30年であることを理由として挙げ、「帰還に当たって国、福島県、東電と協力して徹底した放射能の除去に取り組み、目標値を国際放射線防護委員会が示す一般住民の年間被ばく線量の上限1ミリシーベルトとする」とした。 (以下省略) http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20130104/po2013010401000838.shtml  今のやり方では30年経っても放射性物質の除去(移動)は進まず、帰還は望めないだろう。まず考え、実行すべきことは、除染(移動)した放射能に汚染された物質をどこに持って行くかだ。それを受け入れる場所は当然人は住めない、また人里からも相当に、少なくとも数キロは離れた所となるだろう。そうした廃棄場所が決まってはじめて、30年後の帰還が現実的希望となりうる。今のままでは30年は無責任なスローガンに過ぎない。

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