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2013年1月11日 (金)

補正予算10兆円を配分すると所得は2%上がる

 自民党政権は10兆円規模の補正予算を組み、景気浮揚に務めるという。10兆円と言われても僕たちには実感できない金額だ。そこで考えてみたのは、現在日本で所得のある人の総収入である、国民総所得と比べるとどの程度のものとなるかだ。  世界銀行のデータによれば、2011年の日本の国民総所得は、米ドル表示で5.77兆ドルだ。1ドル90円で計算すると約520兆円だ。10兆円は国民総所得の2%弱ということになる。  これは10兆円を、日本人で所得のある人に分けると、各人の所得が2%上がる、ということだ。近年、ベースアップが凍結されており、今、所得が2%上がれば助かる人も多いだろう。それを維持するとなると、毎年10兆円ずつを投入する必要はあるが、それでも公共事業よりよっぽど経済効果はあるのではないだろうか。  今年の末くらいまでに、各人の所得が2%程度上がらなければ、今回予定されている10兆円の補正予算は失敗だった、ということになる。他方、それ以上の上昇となれば成功ということになる。さらにその後、こうしたカンフル注射的措置なしに2%アップが続けば大成功だが、その可能性は低いと判断している。それは、今回も先に10兆円という金額があり、いろいろな事業を積み上げて10兆円となったものではない、バラマキだからだ。

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