« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月31日 (水)

パリ放射線、結構高かった

 いつも使っている簡易、といっても5万円ほどした、放射線測定器をパリにも持参した。ルクサンブルール公園近くの歩道で測ったら、0.1から0.08程度あった。これは我が家周辺より0.02以上高い値だ。これは健康に問題のある数値ではないし、パリの数値が高めなのは、使われている石材による影響もあるかもしれない。

 日本では地震のこともあり、石材を積み上げることはないが、パリでは石材は一般的な建築材料だ。それがあの街並を作っている。
 昨日、30日、京成の新線を走る、エアポートライナーに乗ったが、室内は広々して快適だった。京浜急行の線路に乗り入れてくれないかな、と思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月30日 (火)

忘れ物

  ホテルのチェックアウトをすませてから1時間ほどして忘れ物をしたことに気付いた。すでにゴミとして棄てられてしまったかもしれないと心配しながら戻ると、掃除の方はそのまま分けてとっておいてくれた。うれしくて僕は彼女の両肩を抱えて、メルシーを繰り返した。

   何となく、あの年配の人なら気づいてくれるのではないかと期待はしていた。忘れ物が戻ったことが一番うれしいことだが、僕の彼女についての期待が間違っていなかったこともうれしかった。いや今度の旅はいろいろハプニングがあった。
   一番のそれは、チェックインの時に生年月日を書き込む欄があり、そこに正直に書いたが、僕はこの旅の最中に誕生日を迎えた。ホテルでは朝食の時に食堂の方がクロワッサンにローソクを立て、ハッピーバースディを歌って祝ってくれた。その日の夕方、ホテルに戻ると、今度は受付の方がシャンペンとマカロンで祝ってくれた。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年10月29日 (月)

冬時間がはじまる

  土曜日の朝、朝食を摂るためにエレベーターに乗ると鏡に貼り紙がしてある。読むと土曜日の夜から日曜日の朝にかけて夏時間から冬時間となる、日曜朝の午前3時が、冬時間の午前2時となる、と書いてあった。

こうした時間制の変わり目にあうのは久しぶりだ。こういうとき誰かと時間を決めて会うのは、時に混乱する。間違いを避けるために、夏時間のx時に、という約束の仕方が確実だ。そうしないとそれぞれが思い違いすると、最大で2時間の時間のズレが生まれてしまう。一方が時計の針を1時間遅らせ、他方が1時間進めると、その差は2時間となる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月28日 (日)

歩きタバコ

  歩きタバコによく出会う。狭い歩道で煙にむせ、赤い火に触れないようにすれ違う。これは建物内でタバコを吸えないところが多いせいだが、子供への影響、健康や火傷の危険それに喫煙の悪習慣、についてどう考えているのだろう。

  日本では各地で歩行禁煙の条例が整備されつつあるが、フランスはその面での取り組みがないようだ。喫煙については頑固、野蛮と感じる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月27日 (土)

気温が上がらない

  朝はそうでもなかったが、午後になり気温が下がってきた。昨日は快晴で、午後になるとどんどん気温が上がり、コートを手に持って歩いていたが、今日はチョッキをセーターに着替え、スカーフがありがたかった。

  昨日、木曜日、夕方6時過ぎにルクサンブール公園を散歩しようと出かけたが、6時15分には閉園ということで入れなかった。今日は少し早めに、しっかり防寒対策をして散歩を楽しんだ。大勢の小学生や幼稚園児らが楽しそうにしていた。一番楽しそうな遊びは、枯葉を集め山のように積み上げ、そこに倒れこむ遊びだ。彼らは、自分たちのスケートボードを熊手のようにして、枯葉を集めていた。器用なものだと、感心して見ていた。
  こうした木々に囲まれた環境で、創意工夫しながら皆と楽しく遊ぶことが、その後の頭の働きに良い影響を与えるだろうな、と思い、日本の都会の子供たちのそうとは思えない環境を考えながら、羨ましく見ていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月26日 (金)

フランスの原発で放射能漏れ

日本のニュースをチェックしていたら「長崎新聞(共同通信配信)」の記事に以下の見出しのものがあった。

仏原発で放射能漏れ 深刻な影響なし(10/26 00:46)

http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20121025/ma2012102501002110.shtml

木曜日、パリ市内の工芸博物館に行ったら、新エネルギーとして太陽光発電その他の自然エネルギーについて、原発と並んで展示されていた。原発については今さらながら、「安全」を確保して利用と、以前と比べるとトーンダウンしたものとなっていた。

それより驚きは、石原慎太郎が都知事を辞めて国政にうってでる、日本の首相を80歳にして目指す、というニュースだ。今さらと思うが、自民党総裁、大阪市長、と右翼というか、国際的には極右と呼ばれる人々の台頭に浮かれたか、息子が自民党総裁になれなかった、当分首相の目はない、と読んだためか。驚き、あきれた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月25日 (木)

パリ

  夕方パリに着いた。日本時間だと25日早朝になる。偏西風が強く定刻より30分以上遅れ、5時過ぎの着陸となった。空港からホテルまで、途中何箇所かが渋滞でホテル到着は6時半を回っていた。気温は到着時で11度、コートを着ている人も見かける。

  ホテルのテレビは日本語はないみたいで、CNNを見ている。それを忘れていて、フランスでも米国大統領選挙にずいぶん関心があるのだなと、長旅の疲れもあり、勘違い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月24日 (水)

成田空港

  久しぶりに成田空港に来た。今年の1月以来だ。中国本土の飛行機会社のクルーは見るが、旅客は以前ほどには目につかない。

  日本人旅行者には彼らがおらず、その分空港が空いているのは歓迎だ。しかし旅行会社などには痛手かな。しかしこれからは数でこなす、薄利多売のビジネスではなく、質の高い、数は少なくても、真っ当な利益があげられ、すなわちウィンウィンで、新たなチャレンジに資金が投入できるようなものにすべきだろう。それが日本の生きる道だ。

  日中がゴタゴタしてビジネスが停滞している今は、そのこと、日本ビジネスの将来像を考えるまたとないチャンスだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月23日 (火)

画期的な判決なのか……これを福島原発に当てはめると?

 今朝、23日朝になって、イタリアからかねて気になっていた件でニュースが入ってきた。その見出しと記事の全文は「長崎新聞(共同通信配信)」によれば以下の通りだ。

地震予知失敗で禁錮6年 伊地裁、学者ら7人実刑(10/23 00:54)

 【ラクイラ共同】多数の犠牲者が出た2009年のイタリア中部地震で、大地震の兆候がないと判断し被害拡大につながったとして、過失致死傷罪に問われた同国防災庁付属委員会メンバーの学者ら7人の判決公判が22日、最大被災地ラクイラの地裁で開かれ、同地裁は全員に求刑の禁錮4年を上回る禁錮6年の実刑判決を言い渡した。

 地震予知の失敗で刑事責任が争われる世界的にも異例の事件。同地震では309人が死亡、6万人以上が被災した。

 イタリアの刑事裁判では判決理由は後日開示されるため、裁判所の判断の詳細は不明。被告側は控訴する方針を明らかにした。

http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20121023/wo2012102201002391.shtml

 記事には、判決を喜ぶ地震被災者・被害者の写真も掲載されている。彼らの気持ちもわかる。それを誰よりも日本でよく理解できるのは、福島原発事故にあわれた方々だろう。東電も司法の場に出て、裁きを受けるべきだと思われているはずだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月22日 (月)

もうすぐ冬

 だいぶ涼しくなってきた。天気予報では今日、22日夜の雨の後は強い冬型の気圧配置になるという。いよいよ冬だ。

 寒いのは嫌だけど、防寒をしっかりすれば関東地方の寒さなどたかが知れている。むしろ気分が引き締まり、爽快な気分となる。その上、冬になると富士山が見える回数も増える、これは冬の楽しみだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月21日 (日)

大リーグ挑戦

花巻の高校野球のエースが、日本のプロ野球のドラフト会議を前に、米国の大リーグ、メジャーリーグに行く、と宣言した。ここ10日ほどだろうか、ポストシーズンの試合を見ていると、日本の野球とはスピードが違う、これがベースボールだというわくわく感がある。どうせやるなら世界一のところで、と思うのは当然だ。

以前、日本のプロ野球を経ないで、ボストンに行った投手がいたが、今年やっとメージャーに本格デビューした。後半はコンスタントに起用されていた。このまま定着するといいな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月20日 (土)

架空の研究成果……変質の過程を知りたい

 iPS細胞を利用して治療を行い、成功を収めたと発表しようとして、それに先立って「読売」が大々的に報道し、その翌日にはその「成果」が虚偽ではないかと判断され、今日に至っている研究者がいる。その人は6件のうち1件だけは事実と今も言い張っている。

 CiNiiという日本の論文を検索するサイトで調べると、厳密に見ていないので、同姓同名ということはあるが、概観的な論文を書いていて、臨床的な内容の論文を書いていない。タイトルだけ見ると、医の倫理に関するものや、ケアワーカーのマネジメントについて書いている。この履歴を見ると、彼が臨床的な、iPS細胞を心筋に注入するというような研究をする素養はあったのか、と思える。「読売」は先の記事を掲載する前に、こうした点はチェックしたのだろうか。
 しかし、CiNiiから見るこの研究者は地味な問題と取り組む、目立たない地味な人で、虚偽の成果を発表するような感じは受けない。何かがこの研究者の中で起きた、あるいはいわゆる「切れた」ということか。変質の過程を知りたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月19日 (金)

野田は凄いのか……

 今日、19日夕方、民主党、自民党、公明党、3党の党首会談が行われた。その結果を「ヤフー(時事通信配信)」は以下のように伝えている。

野田首相、解散時期明示せず=3党首会談は決裂

時事通信 10月19日(金)17時7分配信

 野田佳彦首相(民主党代表)は19日午後、自民党の安倍晋三総裁、公明党の山口那津男代表と国会内で会談した。首相は、特例公債法案などの成立に協力を求める一方、谷垣禎一自民党前総裁と合意した「近いうち」の衆院解散について「言葉の重み、責任は十分自覚している」と述べるにとどめ、具体的な時期は明示しなかった。安倍、山口両氏は納得せず、会談は決裂した。
 会談後、首相は「(党首会談は)理解できないまま終わった」と記者団に述べた。

 さてこれからどうするのだろう。それは安倍の今後の対応だ。前任者同様、なんとかの一つ覚えのように、「解散」を連呼するだけなのだろうか。それは強行突破を覚悟している野田にとっては思うつぼだろう。

 この勝負に安倍が勝つことはないが、野田が引き分けではなく、勝つようなことがあると、大化けする予感がある。ここは野田民主党にとって山場だ。野田と輿石は良いコンビのようにも見えてきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月18日 (木)

何故厚労省はワクチン接種後の事故を隠すのだろう

 昨日、17日、岐阜で日本脳炎ワクチンを受けた児童が、接種後すぐに容態が悪くなり死亡した。今日になって以下の記事を「長崎新聞(共同通信配信)」に見つけた。

7月にも接種後の死亡例 日本脳炎ワクチン、急性脳症(10/18 20:43)
 岐阜県美濃市のクリニックで日本脳炎の予防接種を受けた小学5年の男児(10)が急死した問題に関連し、厚生労働省は18日、接種後の死亡例が7月にもあったことを明らかにした。ワクチン接種との因果関係は不明だが、同省は死亡例が2件続いたのを受け、近く専門家委員会を開いて評価を仰ぐ方針。
 厚労省によると、7月のケースは「5歳以上10歳未満」の子どもで、接種後に急性脳症を発症し約1週間後に亡くなった。居住地など詳細な情報は明らかにしていない。
(以下省略)
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20121018/ma2012101801001288.shtml
 岐阜のケースについてはまだ死因は分からない。また7月のケースも、死に至った脳症とワクチン接種の関係について記事は述べていない。何故、昨日の岐阜の死亡例は即日報道され、7月の死亡は今日まで隠されていたのだろう。
 このニュースに接して親は自分の地域かどうか心配になるだろう。ワクチンを受けた児童が、接種後間もなく死亡ということだと、それだけで親はワクチン接種を躊躇するだろう。さらにそうした事例があっても表に出ない、ということであれば一層二の足を踏むことになるだろう。
 都合の悪いことは隠すのではなく、発表し、そして原因を追及し、その結果として新たな方策が必要となれば、その実施だ。それが役所の仕事だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月17日 (水)

地震予知、つづき

 1978年に制定された大規模地震対策特別措置法は、東海地震の事前予知が可能であるという前提で作られた法律である。国の法律だから、この問題に関連が深いとはいえ、日本地震学会という一つの学会が何かを決めてもすぐにどうなるものではないだろう。しかし、大規模地震対策特別措置法については地震予知は無理かもしれないということで、政府は2003年に東海地震対策大綱を決めた。これは予知による被害減少から、事前の備えによる被害の減少への方針転換・修正だった。

 そうした流れの中で、昨日地震学会が「予知」の看板を下ろす方向に動き出した。それを今日、17日の「朝日」は次のような見出しと記事で伝えている。

地震予知は「用語的に不適切」 学会が検討委員会廃止へ
 【小宮山亮磨】日本地震学会は17日、学会内部にある「地震予知検討委員会」を廃止する方針を明らかにした。前兆現象をとらえて地震発生前に警報を出す「予知」の目標と地震学の実力差は大きく、委員会の名称は「用語的に不適切」と判断した。
(途中省略)
 委員会の廃止は、東日本大震災の発生を予測できなかったことをきっかけに寄せられた批判をふまえた。「予知」を掲げることで、多額の研究予算を得てきたとの批判もあった。会員からの意見を聴いたうえで、来年春にある総会で正式に決める見通し。
http://www.asahi.com/science/update/1017/OSK201210170027.html
 大規模地震対策特別措置法の基になる地震予知研究が本格化したのは、1962年に地震科学者3人によって提出された地震学会でブループリントと呼ばれる「地震予知:現状とその推進計画」によってだった。昨日の地震学会のシンンポジウムは、それから50年という意味合いがあった。
 法律の制定には学会以外にいくつかの省庁や国会も絡んでいる。従ってその廃止あるいは修正にはそれら各セクターの考え方によってその進み方は変わってくる。
 地震予知から大規模地震対策特別措置法へと突き進んだ各セクターが、この後廃止あるいは修正に向けて動くかどうか、動くとしたらそれぞれがどのように行動するかを、見ていきたい。
 ただ漠然と見るのではなく、従来の行動様式から、今度どのように動くかを予測しながら見ていきたい。時に批判したくなるようなこともあるだろう、そういうときには声を上げていくつもりだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月16日 (火)

地震予知、どうなる

  今日、16日、函館で日本地震学会で地震予知計画開始50年の節目と、東日本大震災に地震予知が無力だった「反省」にたってかどうかは分からないが、予知についてのシンポジウムが行われた。

NHKの9時のニュースだと、地震予知の看板を下ろすことにはならないようだ。いずれ遠い将来、できるだろうということのようだ。もし地震学会が予知の看板を下ろしてしまうと宙に浮く法律があった。いわゆる大震法、大規模地震対策特別措置法だ。
この法律は地震予知が機能することが前提で成り立っている。その前提がどうなるかと思って見ていたが、とりあえず先送り、という日本的決着となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月15日 (月)

見出しの違い

野田首相が政府の原子力発電政策について講演を行った。それをその講演会のスポンサーである「朝日」とそうではない「読売」が伝えている。以下がその見出しだ。何か同じ「講演会」を報じてるとは思えない違いだ。

首相、脱原発への決意表明 朝日環境フォーラム開幕(13:25)

http://www.asahi.com/business/update/1015/TKY201210150107.html

原発ゼロ、自治体や国際社会の理解必要…首相 14:06

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121015-OYT1T00450.htm?from=ylist

「朝日」は方向性に重点をおいて見出しを作り、「読売」は原発ゼロの前提条件に重点を置いた、ということか。後者の見出しには原発ゼロにはいろいろな障害があると思わせるニュアンスを感じる。これは僕だけの感覚だろうか、それとも偏見のなせる技だろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月14日 (日)

「産経」も批判する原子力寄生(規制)庁

今日、14日の「産経」がよい指摘をしている。その見出しと記事の一部は以下の通りだ。

赤旗ダメ! 入室禁止! これが原子力規制庁の透明性?

2012.10.14 18:00 1/3ページ)

 原発の安全規制を担う「原子力規制委員会」と事務局の「原子力規制庁」の報道対応をめぐり、発足の旗印でもあった「透明性」が疑問視される事態が相次いでいる。赤旗記者を一時会見に参加させなかったり、記者の執務室への出入りを禁じているのだ。「開かれた規制委を目指す」(政府関係者)とのかけ声はどこへ行ってしまったのだろうか。

(以下省略)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121014/plc12101418010006-n1.htm

いやはや、どっちを向いて仕事をしようとしているのだ。

「産経」は規制庁を批判しているのか、それとも民主党内閣の一部としての規制庁を批判しているのか、気になるところだ。それは別にして、この「不透明性」の指摘はよいことだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月13日 (土)

iPS細胞騒動

今日、13日、「読売」は以下のように早々と自らの「誤報」を認めた。

【おわび】iPS移植は虚偽…読売、誤報と判断

 iPS細胞から心筋細胞を作り、重症の心臓病患者に移植したという森口尚史氏(48)の研究成果に疑義が生じている問題で、同氏の論文の「共同執筆者」とされる大学講師が論文の執筆に全く関与していなかったことが12日、読売新聞の調べで明らかになった。

 同氏の研究成果については、米ハーバード大の当局者や複数の専門家も真実性を否定していることから、読売新聞は同日、同氏の説明は虚偽で、それに基づいた一連の記事は誤報と判断した。

 大学講師が共同執筆者であることを否定しているのは、森口氏が心筋細胞の移植の研究成果をまとめたとする論文。森口氏は本紙記者に対し、この論文は「ネイチャー・プロトコルズ」誌に掲載予定と話していた。

 同論文は森口氏を含む5人による共同執筆となっていたが、大学講師は同日、本紙の取材に対し、「森口氏とは約5年会っておらず、論文に名前が使われることは全く知らなかった」と語った。また、別の共同執筆者の大学教授は、ハーバード大の倫理審査について森口氏に尋ね、「クリアになった」と回答されたという。同大は倫理審査での了承を否定している。

 森口氏が先月、同誌に投稿した記事についても、共同執筆者の1人とされた大学助教が「知らなかった。私は研究に関与していない」と大学当局に話した。

 一方、森口氏は「東大医学部iPS細胞バンク研究室に所属している」と称していたが、東大によると、こうした研究室は実在しないという。同氏が「東京医科歯科大と行った」としていた共同研究については、同大が同日、「ここで行った事実はない」とのコメントを発表した。

 東大病院、東京医科歯科大は同日、森口氏が関係したとして発表された論文や研究の検証を始めることを明らかにした。

          ◇

 YOLに掲載されたiPS心筋移植に関連する記事に誤りがありました。おわびします。

201210130701 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00115.htm

しかしこれを読んで思うのは、状況証拠から誤報としているだけで、むしろこの程度の周辺取材もなしに記事にしたのか、といういわば「呆れた」という印象を持つ。今後その点の検証が必要となる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月12日 (金)

報道内容の検証

iPS細胞の臨床応用を報じた「読売」の記事の検証が必要になったようだ。今日、12日夕方になって「読売」は次の記事を出した。

「iPS心筋移植」報道、事実関係を調査します

 読売新聞は11日朝刊1面「iPS心筋を移植」の見出しで、森口尚史氏らが、あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を6人の患者に実施したことが分かったと報じました。また、同日朝刊3面「スキャナー」でも「iPS実用化へ加速」の見出しで、iPS細胞の実用化に向けた手続きや倫理上の問題点を指摘しました。同日夕刊1面では、ニューヨーク市内で行った森口氏のインタビュー記事も掲載しました。

 ところが、この成果を口頭で発表するはずの日本時間11日、ニューヨーク幹細胞財団主催の国際会議の会場に森口氏が現れず、ハーバード大は同日深夜、「森口博士の研究に関連するいかなる臨床研究もハーバード大及びマサチューセッツ総合病院の倫理委員会によって承認されていない」との声明を発表しました。森口氏の成果に疑義が浮上したのです。

 本紙記者は、事前に森口氏から論文草稿や細胞移植手術の動画とされる資料などの提供を受け、数時間に及ぶ直接取材を行った上で記事にしました。

 森口氏は本紙記者のその後の取材に対し、「(取材に)話したことは真実だ」としていますが、報道した内容に間違いがあれば、正さなければなりません。

 現在、森口氏との取材経過を詳しく見直すとともに、関連する調査も実施しています。読者の皆様には、事実を正確に把握した上で、その結果をお知らせいたします。

201210121532 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121012-OYT1T00860.htm?from=main8

どのくらい時間がかかるのかは分からないが、綿密に調査をし、その結果を公表してもらいたい。他の報道機関から、さすが「読売」と言われる調査が行われることを期待する。それが信頼回復の道だ。
このブログのレイアウトだが、入力を工夫することで、以前のようなスタイルに戻すことができた。と思ったが、また元に戻ってしまった。なんでだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月11日 (木)

iPS細胞の応用例……

今朝、11日朝、「読売」はハーバードの客員講師がiPS細胞を使い、ヒトの心筋を作成し、重症の心不全患者に投与したという報道をしていた。以下がその見出しだ。

iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用

201210110731 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20121010-OYT1T01635.htm?from=blist

夕方、「長崎新聞(共同通信配信)」は以下のように報じている。

iPS細胞、初の応用に疑問の声 米での心臓治療10/11 19:31

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った初めての臨床応用を行ったとする米ハーバード大客員講師、森口尚史氏の説明に対し、国内の研究者からは11日、信ぴょう性に疑問の声が相次いだ。

 森口氏は米ロックフェラー大で開かれているトランスレーショナル幹細胞学会で治療の成果を発表することにしている。

 文部科学省などによるプロジェクトでiPS細胞を使った重症心不全の治療を研究している大阪大の澤芳樹教授は「今回の研究はiPS細胞を名乗るが、(基になったとされる)肝臓の前駆細胞は心筋にも分化しうる間葉系幹細胞。移植をしても(心筋への分化は)起こり得る」と疑問を投げかける。

http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CO20121011/he2012101101001653.shtml

「読売」では「ネイチャー・プロトコルズ電子版」に近日中に論文が載ると書いているので、相当に信頼性があると思っていたが、その論文を読んでみないと、早とちりになるかな。当事者の森口さんはここ数日のうちにニューヨークでの学会でこの成果を口頭発表するらしいので、まずそれをしっかりウオッチするべきだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月10日 (水)

こんなことがニュースになる……

以下は今日、10日の「長崎新聞(共同通信配信)」の見出しだ。

田中委員長、再稼働要請断る 原子力規制委「独立守る」10/10 19:16

原発立地自治体やその地域あるいは都道府県などからの要請、また経済団体等からの要請はいっさい受け付けないということだ。それはまた、脱原発を願う人びとから、しっかりした規制を求める要請も受け付けない、ということだろう。

一見もっともらしいが、こうした硬直した姿勢で「安全」というトータルな問題を処理できるのだろうか。どうも極端に走り過ぎているような気がする。これは、原子力寄生(規制)庁として、稼働許可を出すためのポーズのようにも見える。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 9日 (火)

入力が不安定

入力が不安定だ。最初の改行は問題なく処理されるが、その後が本来一行開けにしているのだがそうならない。

昨日の記者会見で、山中さんは科学の進歩に哲学的な考え方の歩みが遅い懸念がある、と述べていた。iPS細胞の臨床応用に本気なのだなと思った。
さてこの改行はどうかな。昨日、8日まではMacで、今はiPadだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 8日 (月)

ノーベル生理医学賞――田中文科大臣出番ですよ

予定通り、今日、8日6時半過ぎ、生理学・医学賞の受賞者の発表があった。今回は多くの予想通り、京大の山中さんが選ばれた。実用化まではまだだいぶ時間がかかるので無理ではないか、と僕は思っていたが、幸いなことに僕の予想は外れた。

知人は、山中さんが臨床医から出発した研究者であることをとても喜んでいた。そういう経歴の人は、研究のための研究ではなく、臨床に、治療に役立つ研究を志向する傾向が強いようだ。臨床医から研究者への転向は、患者を治すためのツール開発ということであれば、それは当然の志向だろう。
ガン治療のペプチドワクチンを研究し、日本では限界があるので研究の本拠地を東大からシカゴ大学に移した中村さんも臨床からの転向だ。新任の田中文科大臣はこの際、余分なことを考えず、日本国内の多くの研究機関でiPS細胞の研究が進むような体制作りに励んでもらいたい。
よりよい研究環境を作るために、積極的に、攻めの文科行政を文部官僚とは仲良く、時に財務官僚とは闘いながら進めてもらいたい。それが田中氏の性格や気性にあっていると思うのだがどうだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 7日 (日)

東京駅は見物の人が多かった

今日、7日は三連休の中日、そのせいか新宿駅のホームはいつもの日曜日と比べ人が多かった。新宿へは月に一度の、軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会、の例会に出るために行った。

この感じだと東京駅も新しい建物を見物目的に来る人が多いだろうな、と思ったら案の定多かった。中央線が東京駅に入る前に皇居側を見たら、いつもはがらんとしているところに人が大勢いた。
工事の塀もなくなりその分駅前の空間が広がったが、それを上回る人出だった。僕は中央口から出たが、これは選択を間違えた。北口あるいは南口から出た方が、広場の反対側に渡れるので、駅舎全体を見るには都合が良い。まあ次回だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 6日 (土)

策士策に溺れる……か

一報を聞いたとき、なかなかやるものだと思ったのだが、どうもやった人も、また僕も「甘かった」ようだ。以下は今日、6日の「毎日」の見出しだ。

竹島:米紙「係争地」と紹介 韓国内から「宣伝失敗」

毎日新聞 20121006日 1206分(最終更新 1006日 1317分)

http://mainichi.jp/select/news/20121006k0000e030191000c.html

取材をアレンジした国が韓国ではなく、中国であれば報道の自由はありえず、最初から「係争地」というような表現を使わないように、という干渉を行い、それを受け入れたところにだけ便宜を図っただろう。そうすれば今回の韓国が陥ったような事態にはならないだろう。しかし、策士策に溺れる、ということは、報道の自由の侵害が一時的に権力者に有利に働いても、いつかしっぺ返しが来るということだ。

中国共産党およびその暴力装置である中国軍による中国支配が前近代的で、議会その他が虚構であることは中国の権力者も分かっているだろう。虚構はいずれ崩壊する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 5日 (金)

当然のことだけど、心強い

以下は今日、5日の「毎日」(ヤフー)の見出しだ。

<JA>脱原発を決議へ 11日に全国大会

毎日新聞 105()2024分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121005-00000099-mai-bus_all

いろいろ書いても、体裁がどうなるか。それは別にして、農協が脱原発に向かうのは当然のことではあるが、世の中の変化を感じる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 4日 (木)

入力がうまくいかない

一昨日と昨日、2日と3日のこのページの入力がうまくいかない。特に困るのはコピー&ペーストの部分だ。原稿入力段階では、それなりの形になっているのだが、確認画面で見ると予想外のスタイルとなっていて、再度編集してこれならということで確認すると元の木阿弥になっている。形式にこだわる気もないので、そのまま公開した。

多分この入力は、全部キーボードからの文字入力だけなのでイメージ通りの画面になるだろうと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 3日 (水)

シェールオイルーー良いニュース

以下の見出しと記事の一部は今日、3日の「日経」だ。他の新聞も報じているが、これが一番詳しかった。

秋田でシェールオイル初採取 来年度から試験生産
石油資源開発、国内開発に弾み

2012/10/3 13:07

 石油資源開発は3日、秋田県で地下の固い岩盤の間にある新型原油「シェールオイル」を採取したことを明らかにした。米国では掘削技術の普及でシェールオイルの生産が本格化しているが、日本での採取は初めて。同社は来年度から試験生産を始める予定。資源量は小規模にとどまるものの、国内に眠る新資源の開発・生産技術の蓄積につながりそうだ。

(途中省略)

 石油資源開発は4日まで回収を続け、実験で得た原油の量などを分析。来年から水平方向に井戸を掘り進め、高い水圧で割れ目を破砕し、原油を取り出せるかを調べる。経済性などを調べて生産への移行を検討する。

 同社は今年8月、米テキサス州のシェールオイル開発に参画した。秋田県で得たノウハウを海外事業にも生かす考えだ。

(以下省略) http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD0304J_T01C12A0000000/?dg=1

国内でシェールオイル開発の具体的一歩が始まったのは良いニュースだが、それは自前の技術ではない。すでに米国などでは商業生産が始まっている。これから追いかけることになる。
それは技術的な問題で、資源的には新たな資源確保の可能性が広がったわけであり、めでたい話だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 2日 (火)

やっぱり原子力寄生庁……

以下の見出しと記事は今日、2日の「毎日」だ。

原子力資料:「公開センター」再開時期は明言せず 規制庁

毎日新聞 2012年10月02日 18時58分

 原子力資料を一般公開していた「原子力公開資料センター」が原子力規制庁に引き継がれないまま廃止された問題について、規制庁の森本英香次長は2日の記者会見で「庁内に(代替の)センターを設けたい」と述べたものの、再開時期は明言できなかった。現在の資料の保管状況について、次長は「失われたものはないと信じている」と答えた。

 また、毎日新聞の報道を受けて規制庁は、放置していた旧センターのインターネットサイトを同日廃止した。【中西拓司】

http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040035000c.html

この問題は「毎日」が今日一日報道してきたものだ。これまで原子力資料について、ネットで公開されていない印刷物についても閲覧できた原子力安全委員会の「原子力公開資料センター」が規制庁(寄生庁)への移管にともない、閉鎖された問題だ。一報は以下の見出しだ。

原子力の図書館:廃止 安全委→規制庁に引き継がれず

毎日新聞 2012年10月02日 15時00分(最終更新 10月02日 15時12分)

また「毎日」は次のようなとんでもないニュースも伝えている。

毎日新聞 2012年10月02日 19時02分

これはまさに、寄生庁だ。規制庁になるまでどのくらい時間がかかるのだろうか、あるいはなれるのだろうか、心配だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 1日 (月)

社会人に対してねー……韓国で

韓国人も子供っぽいのか、それともサムスンが駄目なのか。僕はサムスンの企業文化の問題だと思う。以下は今日、1日、「朝日」の見出しだ。

サムスン、一気飲み禁止 会食多く「業務に支障」(17:24)
http://www.asahi.com/business/update/1001/TKY201210010114.html

社会人に今更一気飲みを禁止するとは、なんという企業なのだ。また、こんな禁止令を社員は聞くのだろうか。日本では、各企業が飲酒運転の追放を図っているが、これもなかなか成果が上がっていないようだ。

一気飲み、まあこれは僕がそうだったが酒を飲むのではなく、酒に飲まれる類いで、その報いは自分にくる。他方飲酒運転は他人を巻き込む極めて悪質な犯罪につながる。

かつて韓国にもパチンコがあったが、法律で禁止された。そして次にきたのが、酒に飲まれない措置だ。日本ではパチンコ屋がエネルギーを浪費し、にぎわい、悪質な犯罪行為である飲酒運転が絶えない。どちらの社会がより文明的・文化的かと考えると、日本ではないね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »