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2010年5月29日 (土)

できもしないのに自前にこだわる農水省

今日、29日の「日経」にそうだろうな、という記事を見つけた。以下がその見出しと記事の全文だ。

「種牛の殺処分、慎重に」国連機関の主席獣医官
    2010/5/29 11:59
 【ジュネーブ=藤田剛】国連食糧農業機関(FAO)の主席獣医官のファン・ルブロス氏は29日までに、日本経済新聞に対し、宮崎県で口蹄疫(こうていえき)に感染した可能性がある種牛が全頭殺処分されることに関して「慎重に対応すべきだ」と述べた。
 理由について同氏は「殺処分は感染の初期段階では非常に効果的だが、すでに拡大した今は長期的な視野を持つ必要がある」と説明。「殺処分は(畜産)資源に大きな損失をもたらす」とも語った。
 FAOで家畜感染症問題を統括する同氏は、宮崎県の口蹄疫は「先進国ではこの約10年間で最悪」と指摘。2001年の英国での大流行に次ぐ規模で、「中国などで発生したウイルスとほぼ同一。いつ極東から世界各地に広がってもおかしくない」と警鐘を鳴らす。
 日本が開始したワクチンの接種については「メリットとデメリットがある」としたうえで、「接種から効果が出るまで何日もかかるうえ、流行しているウイルスの型に合わないと十分な効き目はない」と指摘した。
 FAOは4月末の段階で口蹄疫の大流行について警告を出していた。日本政府の対応に関しては「評価は難しいが、感染が広がってしまったことは事実で、将来に備えて対応策を見直すことが重要」と語った。

http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E0EAE2E1E08DE0EBE2E7E0E2E3E29191E2E2E2E2

日本政府の対応は、付け焼刃に立法し、その法律に基いて、公平という杓子定規で、すべての牛や豚を殺して埋めてしまう。生き物に対するきめ細かな対応がない。それはこの道の専門家がいないせいだろう。

これまでいろいろ苦い経験をした英国の専門家に来日してもらい、教えを請うことが必要なのではあるまいか。1990年代後半、化学兵器の処理で英米の専門家から受けた重要で貴重示唆は今も生きている。

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