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2010年3月31日 (水)

強い雨が降っている

今、JFKにいる。一昨日、日曜日の夜から雨が降り出して、今日、月曜日になってひどくなったような気がする。ニューヨークの対外のニュージャージー州の一部では洪水になっていると、朝テレビのニュースが報じていた。

朝のトップニュースは、モスクワの地下鉄自爆攻撃だった。報道姿勢は被害そのものの段階は過ぎ、米国にとっての意味を論じていた。強い雨の中、JFKに向かう間、セキュリティチェックは一段と厳しいか、と思ったらいつもと変わらない感じだった。もうこれ以上は厳しくしようがない、というところまで来ているのだろう。なにせ、靴を脱ぎ、ズボンのベルトをはずして、金属探知装置をくぐるのだ。でもまだ全身透視の装置は僕が今いるターミナルには入っていないようだ。それが入っていると、係員によるボディチェックを受けるか、透視装置をくぐるかの選択があるのだろう。

しかし、朝のニュースを見ながら、モスクワの自爆攻撃を、自国への脅威と捉えるのは、9.11を経験した米国ならでは、と思った。だが、自分の問題と捉えることで、事件の意味を深く考えることになる。翻って日本では、事件の表面をなぞり、分かったような原因論を展開し、ロシアの政権のリーダーシップを面白おかしく議論しているだけのような気がする。所詮、深く理解しよう、自分自身の問題として考えよう、という意思が乏しい。そのため日本は国際社会で置き去りにされ、孤立していくのだろう。

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2010年3月30日 (火)

731部隊による人体実験

731部隊が継続的に、違法・反倫理的な人体実験をしていたことは部隊員が書いた論文などにより、証拠だてられ、よく知られている。その結果、まともな医療行為が、違法な人体実験とされてしまう、先入観に基づく思い込みがみられる。

その典型が、ある英文の本にみられ、それが広く読まれているので、その思い込みを正す報告を、フィラデルフィアで行った。使った材料は主要なものは3本だ。

3本のうち、2本はまさに違法で、非倫理的な人体実験を記述したもので、残りの1本はまともな医療行為を記したものだ。そう理解して読むと、人体実験では被害者は番号でしか出てこないのに対して、医療行為では名前で出てくる。実際はフルネームではなく、イニシャルだが、その上、年齢なども明確に記されている。人体実験では、年齢は約20歳とか若い男、などと記されている。名前を持つか持たないか、それが記録に残っているかどうかが、違法・非倫理的人体実験とまともな医療の記録を区別する、大きな手掛かりとなる。全てをおぞましい人体実験と決めつけて報告を読むと、そうした貴重な情報、違いを読み飛ばしてしまう。

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2010年3月29日 (月)

政権交代の成果

政権交代して半年以上が経過した。よく言えば、試行錯誤を続けている。意地悪く言えば、右往左往、迷走している。

政権交代で、特に日本では実質的に半世紀近く続いた政権の退場だから、混乱は当然だし、経済がすぐに好転するわけでもないだろう。以前にも書いたと思うが、政権交代を実感できるのは情報公開だ。

その代表的なものが、外務省がらみの核密約の追認だ。もうひとつが、厚生労働省が保管する、戦争にかかわる文書の公開だ。とりあえずは戦死した戦友についての聞書き文書だが、それを整理して公文書館に入れるという。これを第一弾として、さらに文書を整理し、公開を進めてもらいたい。そして、それらは公文書館で公開、という原則も確立してもらいたい。こうした努力が、とりあえずは政権交代を強く印象付けるものとなるだろう。しかし情報公開は、政治的ポーズではなく、今後の政治の基本となるべきものだ。

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2010年3月28日 (日)

フィラデルフィアでビルマ料理を食べた

土曜日のフィラデルフィアは朝から快晴だったが、風があり、ひんやりした感じだった。今回の米国訪問の課題、AAS (Association for Asian Studies) での講演が無事終わり、ワークショップの議長などと、楽しい昼食をとった。

フィラデルフィアは2回目で、前回、2004年はペンシルバニア大学内のホテルに泊まり、皆で会食のためにダウンタウンに繰り出した。今回の学会の会場は、ダウンタウンのホテルなので、会食のオプションはいくらでもある。

土曜日の昼食はビルマ料理店だった。麺を頼んだが、箸は置いておらず、フォークとスプーンでスープに入った麺を食べた。スパゲッティより、スープがある分だけ、食べにくかった。

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2010年3月27日 (土)

中国毒餃子容疑者逮捕

日本時間で土曜日になったばかりのころ、標記のニュースがネットに流れた。その後、「証拠」の注射器が押収された、ということも明らかとなった。しかし、日本で被害発生の当時、状況は工場内で、製品にふりかけた感じだった。

足利の冤罪事件の無罪判決が金曜日に出たが、今回の毒餃子の容疑者は、人身御供ではないのだろうか。中国側が説明しているという犯行の状況が不自然だ。後で、日本が問題にするから、容疑者(犯人)を出した、ということならないか。

まだ、容疑者が逮捕されただけで、事件の全容解明はこれからだ。それができて初めて「冤罪」の可能性も排除できる。その意味で、解明はこれからはじまる。

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2010年3月26日 (金)

時差にはワンタン

まだ時差から回復しない。こういう状態のときは、あまりしっかり食べることができず、うどんがよいのだが、米国ではワンタンで済ませている。日本で言うラーメン屋はどんな町にも、少し探すと、だいたい見つかる。

ワンタン、あるいはワンタン麺を食べると、その店の実力が分かる。それらの味付けや、麺の場合はゆで方も問題がなければ、他の品も期待ができる。駄目だとその店には以後は行かず、体調の回復に努め、なんでも食べられるようにする。

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2010年3月25日 (木)

米国でNHKニュースを見る

今回の米国滞在では、変な言い方だが、普通のホテルに泊まっている。それでTVのチャンネルに日本語放送がある。これまでほとんど、部屋にテレビがない変わったホテルや、きわめて小規模なB&Bで、日本語放送の契約のないところだった。

東海岸だとリアルタイムでNHKの朝6時および7時のニュースを、夕方5時および6時に見ることができる。今は朝6時のニュースに先立ち、相撲中継もやっている。それだけこちらに住んでいる日本語を母語とする人が多いということだろう。

旅行者はそうした人々のおこぼれで、日本語テレビを楽しめる、というわけだ。

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2010年3月24日 (水)

民主党のゴタゴタ・ドタバタ

ホテルに着いて、パソコンの電源を入れて、メールをチェックした後、新聞のサイトを見たら、何と、副幹事長の解任が取り消された、という記事が出ていた。これはゴタゴタというより、ドタバタかな。

こうしてだんだんと、寄り合い所帯で、与党というだけの党、かつての自民党、のようになるのだろうか。そうすればすぐに人心は離れる。これは党としての方針がなく、選挙で勝つことだけの取り繕いであることは誰の目にも明らかだろう。

こうした民主党に切り込めない自民党は情けない。それでかな、みんなの党の支持が増えているのは。みんなの党と鳩山邦夫は自民党を挟んで、反対側にいるから、合流することはないだろう。

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2010年3月23日 (火)

民主党と自民党と中央官庁

民主党も、自民党も、中央官庁も、日本にどの程度存在するのかわからないけれど、「自立した個人」にとっては敵ではなくとも、味方ではないし、親近感はわかないだろう。そういう人たちが「支持政党なし」という、無党派ということになるのだろう。無党派の人にとって、民主党・自民党・中央官庁、どれも無縁な、時に邪魔な存在だろう。政権交代当初は、民主党は自民党とは違い、「自立した個人」の声を吸い上げると考えられたが、実態は自民党とあまり変わらない。特に連立与党の国民新党は古い自民党そのものだ。

民主党・自民党・中央官庁の役割分担は次のようになっているようだ。中央官庁は生産者、企業や農協などのための行政をする。自民党は企業や農協の経営・支配層を代弁する。そして最近になって、民主党は組合の代弁者らしいことが分かってきた。組合の組織率は20%ほどで、組合員ということは公務員か大企業の社員ということだ。となると、民主党・自民党・中央官庁は役人・大企業(の従業員)・農協(に集まる農民)のための組織、ということになる。中小企業の支援をするのは、それが大企業の安全弁となっているという現実の仕組みを維持するためだろう。

日本社会の仕組みは、生産する側を守る体制であり、良い商品を消費者に提供する体制にはなっていない。だから、トヨタは利用者のクレームを、日本で無視し続け、米国でもその流儀を押し通そうとして、しっぺ返しを食らった、ということだろう。

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2010年3月22日 (月)

鳩山首相の資質―――支持率の低下は必然

鳩山内閣の支持率低下が止まらない。不支持が約54%、支持は約31%。その調査結果を伝える「産経」の見出しは以下の通りだ。

【産経FNN世論調査】鳩山内閣支持率急落、初の30% (1/2ページ)
2010.3.22 12:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100322/stt1003221213004-n1.htm

彼自身の金の問題、小沢の金の問題、とあるが、一番の問題は鳩山の資質の問題だと思っている。彼は人がよいのではなく、自分で責任をとろうとしない、無責任なだけ、と多くの人が気付き始めたのではないか。自分では何も決められず、流れに任すだけ。

それを痛感したのは、先日、不確定性原理・ゆらぎ、を自分の無責任さを説明するのに持ち出したことだ。社会科学者はよく自然科学の概念を援用するが、自然科学者は多くの場合、それを冷ややかに見ていて、トンチンカンな部分に苦笑している。先日の鳩山発言はまさにそれだった。僕はその発言を知って、鳩山の自然科学者としての資質を疑った。どうやら彼は自然科学者としては無理なので、政治家に転身したのではないだろうか。中途半端ではなく、政治家をやるなら、首相をやるなら、覚悟が必要なはずだが、それが感じられない。

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2010年3月21日 (日)

人骨(ほね)問題、韓国メディアが取り上げてくれた

韓国文化放送(MBC)が人骨調査について、TVニュースで報道したという。以下のサイトで、人骨の写真の横の矢印をクリックすると映像が流れるということだけど、うまくいかない。以下のアドレスをクリックすると、人骨の写真は出るが、矢印をクリックしても映像は出ない。

http://imnews.imbc.com/replay/nwdesk/article/2590854_5780.html

隣国韓国のテレビ局が報道してくれた、ということだけが分かる。どんな内容かは、韓国語の分かる人に分析してもらう必要があるだろう。

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2010年3月20日 (土)

強風

駅の近くの魚屋さんに着いたとき、ホームには電車が止まっていた。それから5分位しても電車は止まったままだった。駅に行ってみると、強風で運転を止めている、と掲示が出ていた。

海のほうへ散歩に行ったが、とても風が強く波も荒かった。砂埃がひどく、目に砂が入りそうになり、帽子も飛ばされそうな強い風だった。途中の自動販売機の、商品取り出し口の上部の蓋が風にあおられて、パタパタ上下していた。

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2010年3月19日 (金)

久しぶりの学校

2週間ちょっと、あるいは3週間弱ぶりに学校に行った。とくに変わった様子はない。同僚の教員には1人にだけたまたま出会った。

閑散としていた。もうすぐ新学期で、学生であふれかえる。バスも込む。

春休みもあとわずか、いつものことだけど、遣り残したことだらけだ。

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2010年3月18日 (木)

暑かった

今日、18日は朝から出かけた。朝は気温がそう高くはなく、コートも着て出かけた。午後、デパートに行く羽目になり、店内を歩いていると、店員はシャツ一枚、あるいは半袖シャツで、僕はコートを手にして歩く羽目になった。

予想よりだいぶ気温が上がった。まあ下がるよりはよいけれど、早起きして、気温が高いと、不快だ。朝から出かけ、一日がかりの外出だと、着るものの選択を十分に考える必要がある。

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2010年3月17日 (水)

目立ちたがり屋?

次男は長男と比べれば、善人で正直なのだろう。言い換えれば、思慮に欠ける。自民党は出たけれど、誰もついてこない。

既に出た人からすれば、いまさら、という感じだろう。

野党になり、マスコミのスポットを浴びることも少なくなり、ちょっとちやほやされて、思わず「脱党」してしまった。そして、一人になった。でもこれから、金力でなく、人としての魅力や努力でやってみて、自分の実像、それがどんなものかを自分なりにつかむことになる。

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2010年3月16日 (火)

兄弟で判断が甘い

鳩山邦夫が自民党を離党した。よくとんでもない、あるいは突拍子もない発言をして人を驚かすが、今回の離党も、何か唐突な感じがする。テレビの番組でその意志を表明したらしいので、司会者に乗せられたのか、あるいは自ら宣伝効果を考えたのか、どちらだろう。

彼に追随する人は出そうもないが、自民党が「ガタガタ」であることを改めて、示した行動だ。自民党も、参議院議員選挙までに現執行部は持たないのではないか。内閣総辞職は一つの政治的けじめで、意味やインパクトはあるが、野党の執行部の「交代」にはそれはない。

与党時代の自民党では「団結」という発言は、末期になってから少し出たが、あまり聞かれなかった。それが野党転落後は、しょっちゅう「団結」という言葉が発せられている。この言葉は組合や左翼の常用語と思っていたが、野党や反主流はのそれのようだ。

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2010年3月15日 (月)

自転車を見かけない

シンガポールの歩道が歩きやすいのは、回廊と樹木があるだけではなく、自転車が走っていないこともあるかも知れない。僕が歩いたのは都心ばかりだから、郊外は分からないが、自転車を見かけなかった。比較的平坦なので、自転車に向いている地形だと思うのだが。

歩道は歩きやすいが、何年も前の日本を思い起こさせる、自動車優先社会だ。それがたとえ建物へのアプローチの道でも、道を横切るときは左右の確認が欠かせない。このあたりは、発展し、経済活動は活発でも、僕の目からすると「野蛮」な習慣が残っている感がある。

それ以外は、日本との比較で、日本が高すぎるのだが、食べ物は比較的安く、清潔な印象だ。ただボトル入りの水は、東京並みで、パリより高い。暑いシンガポールで、水が貴重なものであることを認識させられた。

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2010年3月14日 (日)

アンケート調査

アンケート調査の結果を見て、すぐに知りたくなるのは、誰が何の目的で行った調査か、ということだ。今日、14日の「日経」に掲載されている調査結果も同様だ。以下に見出しと記事の全文を引用する。

科学技術振興、理解深める場「不十分」 内閣府調査で57%
 内閣府が13日発表した「科学技術と社会に関する世論調査」によると、科学技術について「関心と理解を深める場が十分にあると思わない」と不満を訴える回答が57.7%に上った。一方で科学技術のニュースや話題に「関心がある」人は63.0%に上り、博物館や研究所の公開など科学技術への好奇心を満たす機会を増やすことが振興に向けた課題となりそうだ。
 調査は1月14~1月24日に、成人男女3000人に面接方式で実施、有効回収率は63.9%。
 国際的な競争力を高めるためには「科学技術を発展させる必要がある」と86.7%が回答。環境などの新たな問題は「科学技術によって解決される」と期待する声も75.1%と根強い。
(00:29)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100314ATDG1301N13032010.html

調査主体についての言及はない。勘ぐると、科学技術予算を確保するための調査かとも思える。

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2010年3月13日 (土)

建物がすごく豪華

高等教育機関の建物の話である。僕が泊っているホテルは、街中の、シンガポール経営大学(SMU)に隣接した安ホテルだ。SMUやその他の大学の建物は、僕が泊っているホテルとはケタ違いの豪華さだ。

シンガポールは英語が日常的に使われているので、高等教育機関の建物が立派なのは、アジアだけでなく、オーストラリアや中東などからも学生を集めるつもりなのかな、と思う。日本は言葉の面で、また住居・食事など外国人学生受け入れのインフラでも、シンガポールと比べ、見劣りする。この比較は、建物と、言葉と、住居などのインフラの比較だ。教育内容については、今回の滞在では分からない。しかし日本の高等教育の中身について、僕は、全体としてあまり評価していない。今の日本でできるのは、中身を濃くすることだが、それができるだろうか。

いろいろな考え、目的、行動様式を持った学生が集まることが、その国や都市の学生にとっても得るところが大だ。その回転がうまく回りだすと、諸外国から学生が集まり、自国の学生が彼らに刺激を受けて、一層勉学に励む、という好循環が生み出される。その意味で、シンガポールの勢いは、日本の大学の教員としては脅威だ。

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2010年3月12日 (金)

日よけの帽子に出番が少ない

暑いだろうと思って、夏用の帽子を持ってきた。確かに暑い。毎日30度くらいはあり、日差しも強い。

ところが、帽子をかぶって歩いているのは、外国人が多く、シンガポールの男性で日よけとしての帽子をかぶっている人を見かけない。女性は、結構日傘を使っている。これは街づくりの結果として、樹木や建物で日光がさえぎられるようになっているためだ。樹木によって影ができ、また多くの建物は、歩道の内側に2メートルくらいだろうか、回廊を設け、人はそこも通れるようになっている。予報が外れ、まだにわか雨にはあっていないが、南方の強い雨と日差しを考えた街作りだなあ、と感じた。

僕は、帽子をかぶって出歩いてはいるが、日陰に入ると、帽子で頭が蒸れてくるので、手に持って歩くことになる。

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2010年3月11日 (木)

日本の技術、技術の日本ではない

技術の日本と言えば、それは日本の技術は最高だよ、という含意があるだろう。今日、11日の「共同通信」の記事で、改めて日本の技術の脆弱さ、安全の軽視を痛感した。以下がその見出しと記事だ。

ブレーキ優先システム7社導入へ トヨタの品質問題受け

 アクセルとブレーキを同時に踏んだ際、ブレーキを優先するシステムを国内の自動車大手7社が導入する見通しであることが11日、分かった。トヨタ自動車の品質問題を受け、欧米の主要メーカーと比べて、同システムの採用が遅れていた日本メーカーも安全対策に本腰を入れることになった。
 同システムの導入は一定のコスト増につながる。新型車だけでなく既に販売した車にも対応するなど大規模な取り組みになれば、政府のエコカー購入支援策で上向き始めた各社の業績に影響を与える可能性もある。
 米国で急加速を指摘されたトヨタは既に導入を表明。マツダは今後発売する新型車には搭載すると決定し、既に販売している車両にも導入するか検討している。ホンダ、スズキ、三菱自動車、ダイハツ工業、富士重工業も導入方向で検討を始めた。各社とも導入時期やどの車種に採用するかといった詳細は今後詰める。日産自動車は既に採用している。
 マツダは「同システムを必要とするような暴走事故は起きていないが、将来に向けた安全性の拡充の一環」と説明。別の大手メーカー幹部は「これまで導入する予定はなかったが、トヨタの問題で急に流れが変わった」と話している。
2010/03/11 14:02   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031101000296.html

日産はゴーン社長の下、すでに欧米基準の企業となっているようだ。ハイブリッド車だ、省エネルギーだ、という前に先ず、安全な車作りだ。技術の日本、という時代は来るのだろうか。

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2010年3月10日 (水)

核密約がやっと確認された

何かいまさらという気もする。しかしここまで来るのに、「毎日」の記者などの「暴露」それによるバッシングなどが、数々の人権侵害があった。そうした数々の「事件」が冤罪であったことを、改めて示したことが、今回の意味かな。

ここまで来るのに、多くのジャーナリストが、手を変え品を変え、追及してきた。その執念が、今回の「確認」をもたらした、と言えるだろう。ジャーナリズムが健在であれば、政治的秘密は暴露されることを、権力者は知るべきだ。

しかし今の日本で、そうしたジャーナリスト魂を持った人がどれだけいるだろう。ジャーナリストを育てていく必要がある。そのためには、ネットではなく、紙の新聞が広く読まれる工夫が必要だ。

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2010年3月 9日 (火)

腰が定まらない二大政党

今日、9日の「日経」の見出しを見て、これまで6ヵ月、民主党も自民党も準備不足のまま、政権政党として、野党として、やってきたが、まだ腰が定まっていない、という感じだ。見出しは以下の通りだ。

自民が一転参加へ 「政治とカネ」与野党協議

(01:41)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100309ATFS0802V08032010.html

民主党がふらふらしているのは、準備不足と政権政党として、どうしても大きな間違いはできない、という縛りだろう。自民党がふらふらしているのは、まだ野党となった、という実感がないためだろうか。自民党が、間違いを恐れず、民主党を攻めなければ、民主党はふらふらしたままだ。野党がしっかりしてはじめて、二大政党制は機能する。野党が機能しなければ、政治が漂流するか、一党独裁となる。政治の漂流が長いと、無関心が高まり、一党独裁の危険性が高まる。その意味で、無党派層の増大は、政党に魅力を感じないということであり、それが高じれば無関心、漂流となりかねず、よくない兆候だ。

今の自民党に求められているのは、強面に民主党を追い詰める、野党としての積極的な政治活動だ。それが政権党としての、今後3年は政権にあるであろう、民主党を鍛えることだ。そしてそれが人々の政治への関心と、自民党への関心をひきつける道だ。

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2010年3月 8日 (月)

そうかなぁ

以下は今日、8日の「ヤフー(毎日)」の見出しだ。

<養育放棄>3割が無職 経済格差も背景

3月8日15時0分配信 毎日新聞

事実としては、養育放棄の親の3割が無職なのだろう。しかしだからといって、経済格差が、と言えるのだろうか。昔、貧乏人の子沢山、という言い方があった。子供たちは、働けど働けど楽にならない親を見ながら、親を助け、互いに協力して、成長していった。

そういう子供たちは、たくましく、優しかったような気がする。養育の放棄と、職探しに執着しないこととは、関連はないのだろうか。記事の意気込みは理解できるが、もっと掘り下げた取材をして、続報を書いてもらいたい。

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2010年3月 7日 (日)

寒くて、冷たい雨の一日

こんな日は一日中、家でゴロゴロしているのが好きだ。でも今日の日曜日も、それができなかった。ウィークデーは家にいることが多いのだけど、土日はよく出る必要があり、今日もそうだった。

どうも生活が裏返っている、土日は家でくつろぎ、平日は出かける、が正常かな、と思ったりする。でも人と違うことをするのは面白い。僕のような単純な人は、他の人と逆のことをすることではじめて、物事の裏側が少しだけ見えてくるのだと思う。

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2010年3月 6日 (土)

きちんと仕分けしとけばよかった……

おいおい、やっぱりという記事が「産経」と「朝日」に出ていた。いずれも今日、6日だ。以下に見出しを紹介する。


スプリング8運営財団 文科省OB企業丸抱え 保守管理発注 年十数億円

2010.3.6 00:57
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100306/crm1003060059005-n1.htm

べったり原子力村 もんじゅ機構、天下りと業務「交換」

2010年3月6日18時54分
http://www.asahi.com/national/update/0306/TKY201003060181.html

科学研究を隠れ蓑にして、研究機構に官僚が天下り、その後業務委託先の会社に渡ったり、政治献金という「賄賂」を送っている実態が暴露された。来年度の仕分けではきちっと、仕分けをする必要がある。こんな例は氷山の一角だと思っている。

今は時代は、科学そのものが問われている。「科学」という言葉が、「水戸黄門」の「印籠」だった時代は 疾うの昔の話だ。

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2010年3月 5日 (金)

文書公開――政権交代の成果

今日、5日の「ヤフー」に載った「時事」の見出しと記事を以下に引用する。

帰還者の聞き取り資料公開へ=「研究者にも重要」-長妻厚労相
3月5日12時22分配信 時事通信
 太平洋戦争で死亡した旧軍人・軍属に関する未公開資料の一部について、厚生労働省は年内に公開することを決めた。歴史的価値が高いと判断し、国立公文書館への移管も進めるという。長妻昭厚労相が5日の閣議後会見で明らかにした。
 公開を決めたのは、帰還者から所属部隊員らの生死などを聞き取った資料。終戦直後から昭和30年代にかけて作成され、旧陸軍、海軍から引き継いだが、同省内の倉庫に埋もれた状態だった。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00000070-jij-soci

見出しにあるように「研究者にも重要」かどうかは、僕はそう期待しているが、実際には読んで分析してから、判断することだ。こういう問題で「重要」なのは、先走りせず、じっくり取り組むことだ。

こういう文書の公開にあたり、ご遺族その他がいることを前提に、一通り目を通すことは必要だ。そのへんの段取りはどう考えているのだろう。また、こうした未公開の、「ナマ」の資料を、厚労省に限らず、政府はどの程度保有しているのかも、整理し公表すべきだ。

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2010年3月 4日 (木)

走る「凶器」=自転車(エコ・・・)の退廃――ピント外れの記事

今日、4日の「朝日」の見出しと記事を以下に引用する。

官僚に自転車通勤禁止令…日比谷公園の無断駐輪急増
2010年3月4日17時8分
 東京・日比谷公園付近の路上に平日の無断駐輪自転車が増えた。真向かいの厚生労働省と環境省が入る合同庁舎で自転車通勤が禁止されたのが発端らしい。
 数十人の職員が来訪者駐輪場を使っていたが、「狭くて来訪者が利用できない」と禁止に。それでも、環境や健康を意識してか自転車通勤を続ける職員がいる。
 「幹部の公用車を減らし、駐車場を職員向け駐輪場にして」との要望も上がったが、却下。自転車支持派の職員は「メタボや温暖化対策を受け持つ役所なのに」。

http://www.asahi.com/eco/TKY201003020424.html

役人が公園に無断駐輪する、という事実を伝え、その原因を役所の「センス」不足に求めている。皆が使う公園を、役人が通勤のための自転車置場にしていることについてはどう考えているのだろう。「環境や健康を意識してか自転車通勤を続ける職員がいる」としている。環境を意識するというが、公園に自転車を放置することは、「環境」的にはどうなのだろう。そうした環境も整わないうちは、自転車は走る「凶器」であり、その無断駐車(放置)はゴミの放置と違いはない。これは自分勝手な役人の、自分勝手な理屈を垂れ流す、ピントはずれな記事だ、と僕は思う。

こんな役人が多くいて、そのことを不思議に思わない新聞記者がいて、日本で自転車が快適に走ることができる状況、自転車専用道路と駐輪場の整備、ができるのは遠い先の話のようだ。それまで歩行者は、歩道すら安心して歩けない。

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2010年3月 3日 (水)

マグニチュード8.8の衝撃

まる一日後に、日本にやってきた津波にもその衝撃を感じた。しかし僕にとってそれ以上の衝撃は、チリ地震で地球の一日の長さが百万分の1秒ほど短くなったということだ。先の、M9.1のスマトラ沖地震では百万分の7秒近く短くなったのだという。

地球は生きている、と実感する。その地球を大事にした暮らしの必要性を、なんとなく思おう。直接の論理的つながりはないのだけれど。

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2010年3月 2日 (火)

ネット新聞の有料化

かつて田中角栄は、新聞のチラシ広告をよく見ていたという。読み方次第で、地域の情報を的確につかむにはうってつけの媒体だ。そのような人にとっては、新聞を定期購読するのは、駅売りのを買ったのでは、手に入らないチラシを得るためかもしれない。

今の日本で、田中角栄的観点で、チラシ以上に優れた新聞はあるのだろうか。今のネットの情報は、僕は基本的には「チラシ」だと思っている。それを有効に生かせるかどうかが、ネットに支配された情報化社会を楽しく生きる道だろう。

そうしたの力のない人にとっては、ネットはよくて「時間つぶし」でしかないだろう。その情報を頼りにすると、痛い目にあいかねない。ネット新聞の有料化は、よほどの差別化ができないと、長続きしないだろう。

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2010年3月 1日 (月)

日本の(原子力)技術は三流…

トヨタの問題は、トヨタの問題か、それとも日本の技術の問題か、どうなのだろう。世界に冠たる日本の技術、といった言い方は最近は少なくなったが、それでもたまに聞いたり読んだりする。日本の技術には一流もあれば、三流もある、というのが実態だろう。

三流の最たるものは原子力だと考えている。以下の経産省発表のデータを見ていただきたい。

平成21 年4 月17 日
(訂正)平成21 年11 月26 日
平成20 年度の原子力発電所の設備利用率について
原子力安全・保安院は、電気事業者から平成20 年度の原子力発電所の運転実績について報告を受け、これを基に平成20 年度の原子力発電所の設備利用率を集計しましたので公表いたします。

(途中省略)
原子力発電所の設備利用率は、沸騰水型(BWR)と加圧水型(PWR)の総合値として、60.0%となり、前年度実績(60.7%)と同等であった。
http://www.meti.go.jp/press/20090417004/20090417004.pdf

BWRとPWRの稼働率の内訳は 51.1%と73.7%で、両者あわせたものが60.0%である。

以下は韓国の「中央日報」の見出しと記事の導入部分だ。

世界最高レベルの韓国原発…日米仏より高い稼働率93%
  韓国原発の技術競争力は世界最高レベルだ。稼働率を見てもそうだ。昨年の国内原子力発電所の稼働率は93.4%で、日本(59.2%)・米国(89.9%)・フランス(76.1%)よりも高い。稼働率が高いということは故障が少ないという意味であり、それだけ原子力発電所の建設が優れ、徹底的に管理されているということだ。
(途中省略)
全般的な技術自立度は95%に達する。一部の部分を除いて完全に国内技術で設計・建設している。原発産業が機械・金属・情報通信・化学・建設技術の総合科学技術という側面から見れば、韓国の研究力と全体的な産業発展が今日の原発技術競争力を確保することになった源泉といえる。
2009.12.28 08:49:32
ⓒ 中央日報/Joins.com
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=124411&servcode=300&sectcode=300

こんな三流技術を輸出しようと企てている首相がいる。正気の沙汰ではない。以下は1日の「日経」の記事と見出しだ。

官房長官、ベトナムと原子力協定を
 平野博文官房長官は1日午前の記者会見で、鳩山由紀夫首相がベトナムの原子力発電所建設計画を受け自ら日本の原発を売り込む意向を示したことについて「安全性の担保を含めて技術協力をしていく。原子力協力協定は当然、やっていくことが大事だ」と述べた。ベトナムとの原子力協力協定締結を前提に交渉に入る考えを示したものだ。(15:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100301ATFS0100C01032010.html

どの国が、日本の原子力発電設備を買うのだろう。それは婆を引くことになるのではないか。鳩山首相はそんなことを百も承知で、売り込むのだろうか、やれやれだ。

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