北朝鮮のミサイル発射を巡り、日本政府は茶番劇を演じている。以下に「読売」および「日経」の見出しと記事の一部を引用する。
「大ちょんぼだ」と絶句…発射情報取り消しで国交省幹部
国土交通省では、内閣官房がミサイルの発射情報を出したことを受け、午後0時18分、航空各社に「北朝鮮から飛翔体(ひしょうたい)発射」の航空情報を出し、海上保安庁も、日本周辺を航行している船舶に「船舶は今後の情報に留意し、落下物には近づかずに海上保安庁に通報を」との航行警報を出した。
しかし「誤情報」の連絡を受け、警報を間もなく取り消すという事態に。「ミサイル発射」が誤りだったというテレビニュースを見た同省幹部は、「えーっ」と絶句し、「大ちょんぼだ。こんなことで大丈夫か」と漏らした。
(以下省略)
(2009年4月4日15時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090404-OYT1T00610.htm?from=main1
北朝鮮ミサイル発射誤探知 政府、危機管理に痛手 首相も翻弄
北朝鮮が「人工衛星」を搭載していると主張している長距離弾道ミサイル発射を巡る政府の情報混乱は、日本の危機管理の甘さを露呈した。麻生太郎首相は詳細な初動マニュアルをつくるなど「万全の体制」づくりに努めてきたが、発射前から課題が浮き彫りになった格好だ。
(途中省略)
首相は発射情報を受け、首相公邸を飛び出し、官邸の危機管理センターに入った。だが、その直後に誤報であることが発覚。安全確認や情報収集などの首相指示を発表したため、慌てて撤回するという混乱ぶりをさらすことになった。 (16:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090404AT3S0400N04042009.html
僕は日本政府の発射情報撤回を、もしかしたら北のミサイルが失敗し、発射直後に爆発して、飛ばず、発射の情報だけをつかんだのかと思った。ところが実態は、日本海で何かが飛んでいる航跡をレーダーが捉え、それで北のミサイルと早とちりをしたのだった。
発射の情報は、日本が収集するのではなく、米国が収集するのだという。ということは、親分(米国)にターゲットはあいつだと言われた子分(日本)が鉄砲玉となり、ピストルで撃つという構図だ。そして必要なら、鉄砲玉が警察に出頭し、刑に服す。
日本政府にこうした醜態を演じさせたことは、それだけで北には十分なミサイル効果だ。このまま緊張を高めていけば、日本政府はまた同じような失態を演じるだろう。
鉄砲玉が若輩者だと、ターゲットに到達する前に、ピストルが暴発したり、空元気をつけるための酒で人事不省になったりする。
日本はPAC-3のような高価なミサイルを持っても使いようがない。税金の無駄使いだ。
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