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2008年6月30日 (月)

梅雨の合間

今日、30日、は朝から曇ってはいたが雨は降っていなかった。しかしほぼ一日中、曇り空。

梅雨の中休みとか晴れ間、などと言うと思うが、今日はそれとは程遠く、梅雨だよねというどんよりした曇り空。それでも雨は降らないので、合間。

梅雨の季節は未だ半分程度だろうが、昼頃のニュースで今年の梅雨は例年より早く明けるかもしれない、と言っていた。その予報が当るといいな。だけど、1982年7月23日に長崎で経験したような、梅雨末期の大雨は真っ平だ。

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2008年6月29日 (日)

諫早湾を取り戻せ

昨日、28日の続きだ。

佐賀地方裁判所の判決について、分かり易い見出しを見つけた。「読売」だ。以下に見出しと記事の一部を引用する。

諫早湾干拓、環境悪化との因果関係認める…佐賀地裁判決
(途中省略)
 提訴は2002年11月。原告側は、1997年に潮受け堤防により諫早湾の3分の1が閉め切られた後、諫早湾内や有明海全域で高級二枚貝のタイラギやアサリが取れなくなり、有明海全体で00年度にノリが凶作になるなど漁業被害が生じたと主張。
 国側は、堤防閉め切りで漁業環境は悪化しておらず、漁獲量の変化は見られないと反論していた。
 判決では、堤防閉め切りで泥の質が悪化したと認定。魚介類の生息が困難になるほど水中の酸素濃度が低下する「貧酸素水塊」が頻発する事態を招いたとした。
 また、干拓工事で海底の泥が拡散し、毒性の強い赤潮の増加につながった可能性を指摘。これらの影響で、諫早湾内や近隣海域でアサリ養殖や漁船漁業に被害が出たと認定した。
 因果関係の立証に関しては、原告側について「相当程度のがい然性の立証がされている」とし、「これ以上求めるのは酷」とした。
 一方、国に対しては「中・長期の開門調査をして干拓と環境変化の因果関係がないことを反証する義務があるのに、協力しないことは立証妨害と言っても過言ではなく、訴訟上の信義則に反する」と批判した。

(2008年6月27日15時11分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20080627-OYT1T00455.htm

判決が明快だから記事も明快になる。原告側のこれまでの努力を思うと、控訴させたくないが、ここまではっきりと「国の不法」を指摘されると面子は丸つぶれ、意地でも控訴、となるのだろうか。そうはさせたくない、そのために世論に訴えよう。

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2008年6月28日 (土)

諫早湾を取り戻そう――役所は屁理屈ばかり

6月27日、佐賀地方裁判所は佐賀県の漁業者の提訴に基づき、諫早湾をギロチン様に引き裂いている「堤防」を開くこと、正確には堤防の排水水門を開け、と命じた。それに対して、負けた国側は次のように述べている(「産経」)。


「予期せぬ被害出る恐れ」諫早湾裁判で九州農政局が会見

2008.6.27 21:24
 諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門を国に命じた佐賀地裁判決を受け、九州農政局の国弘実整備部長は27日、熊本市で記者会見し、「主張が認められず残念。開門によって今までと異なる環境ができるため、(営農などに)予期せぬ被害が生じる恐れがある」と指摘した。
 また、国弘部長は「開門に伴う被害軽減のためには相当な期間や費用がかかる」と述べ、中長期の開門の実現は困難との見方をあらためて示した
。(以下省略)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080627/trl0806272128008-n1.htm

予期せぬ被害が出るかもしれない、それは確かだ。しかし既に被害が、漁業には出ているのだ。それが判決骨子の指摘する第3点と5点だ(「産経」)。

諫早湾漁業被害訴訟 判決骨子
2008.6.27 11:29
 一、国は潮受け堤防の南北排水門を5年間常時開放せよ
 一、防災機能代替工事のため、判決確定から3年間は開放を猶予する
 一、堤防閉め切りと有明海全体の環境変化の因果関係は認められないが、諫早湾内については相当程度立証されている
 一、国が中・長期の開門調査に協力しないのは漁業者らへの立証妨害
 一、開放で農業生産に支障が生じたとしても、漁業行使権侵害に優越する公共性、公益上の必要があるとは言い難い

http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080627/env0806271132003-n1.htm

国は、開門には金がかかると言っている。無駄な金を使わないことは大切だ。しかし今、諫早湾をギロチン様に仕切ったことが問われている。いずれこの事業そのものが壮大な無駄遣いだったことが明白となることもあるし、その可能性が高いのだ。そのとき国はどんな屁理屈を並べるのだろう。

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2008年6月27日 (金)

金正日は喜んでいるだろう

北朝鮮が核申告をしたという。一部では核爆弾について申告していない、という批判か懸念か、が表明されている。

これは、妥協を急いだ米国が、金正日の顔を立てたのではないか、と思う。北は航空機/ミサイルに搭載可能な核爆弾をまだ保有していないのではないかと思う。

持っている持っていると見せかけて、実は持っていなかった、というのはイラクのフセインと同じなのだと思う。北は数年前、核実験を予告して実施したが、あれは失敗だったと考えるべきだ。

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2008年6月26日 (木)

「産経」には追加取材を希望する

昨日、25日、このブログに投稿した後、「産経」の記事が気なった。それは、飛んでいる飛行機の中で、「携帯やビデオで撮影」とあった箇所だ。

僕は携帯電話を持っていないので分からないが、携帯電話の写真機機能は、電話機能をオフにしておいても使えるのだろうか?という点が気になった。

電話機能をオンにして、写真を取っていたのなら、それを放置した客室乗務員は職務怠慢にとどまらず、安全な航行を妨げる危険行為に加担したことになる。「産経」には、続報としてその辺も含め取材してもらいたい。とても重要なことだと思う。

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2008年6月25日 (水)

あいさつと思いやり

ここまで落ちたか、というニュース2本に出会った。ひとつは「共同」で、もうひとつは「産経」だ。それぞれの見出しと記事の一部を引用する。

「住宅街監視は人権侵害」 警察にカメラ撤去要請 (共同通信)
 東京都内の住宅街などで、警察が民間にリースする形で監視カメラの設置を進めているのはプライバシー侵害だとして…カメラ撤去を求める要請書を送った。要請書などによると、両警察署の管内では住民や民間会社が監視カメラのリースを受け、住宅街などに計約1000台を設置。警察の求めに応じて通行人らの映像を提供しているという。
[ 2008年6月25日11時17分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/25kyodo2008062501000255/

次は「産経」の記事。

飛行機内で救命中、傍観乗客の視線と写真撮影でPTSDに
2008.6.25 09:08
 航空機内で心肺停止した男性に蘇生(そせい)措置をして助けた女性が、やじ馬状態のほかの乗客に写真を撮影され、恐怖心などから心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった…男性は呼吸が戻り、規則的な心拍も回復して命を取り留めた。
 この間、多くの中高年の日本人男性乗客らが「テレビと同じ」「やめたら死ぬんでしょ」と携帯やビデオで撮影。女性は中年男性が集まる場所で過呼吸症状が出るように。カメラのシャッター音が怖く携帯のカメラも使えなくなった。「やじ馬の罵声(ばせい)と圧力の怖さは忘れないと思う」と話しているという。
 客室乗務員は手伝わず、AEDを頼んだが、持ってこなかったという。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/080625/bdy0806250910003-n1.htm

客室乗務員の対応は論外だが、野次馬の質の悪さにはあきれてしまう。(この記事を読んだ航空会社の関係者は、自分の会社でないことを確認すべきだろう。自分の会社だったら、社員の再教育が緊急の課題となる)。

しかしこうした質の悪さ、思いやりのなさが現在の日本の状況なのだ。タフな、鈍感な人しか生きぬけないような社会になっているのかもしれない。

監視カメラの問題は、人々が「あいさつ」をしなくなったことも遠因のひとつだろう。あいさつは社交的な儀礼であるだけでなく、お互いに存在を認識しあう一種の「監視」活動なのだ。あいさつ行動がなくなりつつある社会、互いに無頓着に勝手な行動をする社会では、監視カメラを求める人も出てくる。思いやりも、互いを認識しあって始めて機能する。

監視カメラネットワークの充実は自分で自分の首を絞めているようなものだ。

蛇足ながら、ここで首を絞めるとは、あいさつはせず、思いやる心を持たない風潮に拍車をかける、という意味だ。

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2008年6月24日 (火)

韓国の中・高校生の意識

面白い記事を「産経」で見つけた。記事を書いている黒田氏は「産経」のソウル特派員だ。以下に見出しと記事の一部を引用する。(今回はメモ帳を使って入力した。どう表示されるだろう)。

「北より日米が脅威」 韓国の中高校生を調査

2008.6.24 17:42
 【ソウル=黒田勝弘】韓国の中学、高校生の半分以上は朝鮮戦争(1950~53年)が北朝鮮によって引き起こされたことを知らず、また韓国にとって安全保障上、北朝鮮より米国や日本が脅威と考えていることが明らかになった。
(途中省略)
 調査によると「朝鮮戦争を引き起こした国」として北朝鮮を挙げた正しい回答は48.7%に過ぎず、次いで、誤った答えとして日本13.5%、米国13.4%、ロシア10.9%などとなっている。
(途中省略)
 韓国の安保にとって最も脅威になっている国としては米国28.4%、日本27.7%、北朝鮮24.5%、中国13.0%の順になっている。また安保上、最も協力すべき相手では、米国34.6%が最も多く、次いで北朝鮮22.3%、中国17.7%で日本の14.8%を上回っている。

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080624/kor0806241741002-n1.htm

僕はむしろ、半分近くの高校生が北の攻撃で戦争になった、と答えていることに韓国の教育が成果を上げていると思った。

その流れで行くと、協力すべき国の順番は、近年の韓国政府の意向を反映しているのだと思える。その意味でとても興味深い調査結果だ。

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2008年6月23日 (月)

雷鳴

今朝、23日、海岸へ散歩に行った。雨模様だったので傘も持って行った。しっかり降られた。

それだけではない、砂浜から引き上げる頃には雷鳴がとどろき始めた。雷にうたれてはかなわないので、早々に引き上げた。しかし雷鳴の中、遠くで鳴っていることもあるのだろう、釣りを続ける人がいた。

しっかり歩いて自宅に着く頃には雨は小降りになったが、雷鳴は未だ聞こえていた。

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2008年6月22日 (日)

合わせて一点

さっき、ワールドカップアジア予選の2次リーグの日本とバーレーン戦が終わった。一対ゼロで日本が雪辱した。これで互いに地元(ホーム)勝利で終わった。

今日、22日の試合は、ほぼ終了時間に若いDF、内田が放ったヘッディングが、FW巻の突進に気圧された相手GKが躊躇する間にゴールを割り、決勝点となった。前半、日本の遠藤のFKがゴールを割ったが、それを審判が見落とす不運があったが、この幸運なゴールでそれも帳消しとなる。この幸運なゴールは内田と巻の合作とも言えそうだ。

雨が強かったことは確かだが、安全第一だったのだろうか、スピードが上がらなかった。前半3分、PKを得た佐藤の飛び出しは十分なスピードを感じたが、その後はスピード不足を感じた。日本はその先制機のPKを外した。その時はこの試合は一体どうなる、と不安がよぎったが、杞憂に終わった。今日の試合は20歳の、オリンピック世代の活発な動きが印象に残った。彼らの今後が楽しみだ。

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2008年6月21日 (土)

梅雨本番

ここ数日、どんよりとした曇り空で、時折雨が降る。今日、21日、早朝はかなり強い雨だったようで、プラスチックの袋に新聞が入っていたが、袋には水滴が沢山付いていた。

九州などではだいぶ大雨のようだ。また、岩手・宮城の地震のあった地域も雨が降ると心配だ。

今日昼前、空が明るくなったので、1時間弱だが散歩をすることができた。毎日やっていると、できないとなんとなく落ち着かない。散歩をすると落ち着く。

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2008年6月20日 (金)

文字サイズ

最近、切り張りなどすると、そのあとに打ち込んだ文字のサイズが、切り張りしたものと同じになったり、小さくなったり、行間が予想外に広がったり、狭くなったりしている。

特に困りはしない。このブログは日々の備忘録であり、その限りでは、サイズはともかく、文字情報が残ればそれでOKだ。ただ、ブログとしているのは、もしかしたら誰かに見られるかもしれない、という緊張感なしで文章を書くのは疲れる、という意味が大きい。

さてこれで公開すると、どんな画面となるだろう。ここまではコピー&ペーストはなく、全部最初から自分で打ち込んだ文字だけだ。

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2008年6月19日 (木)

ブログの怖さ――「長崎新聞」の特種らしい

僕は、19893月まで長崎に16年数ヶ月いたこともあり、ほぼ毎日、午前1112時頃「長崎新聞」のサイトを訪れる。大体その頃、その日の画面に更新されるからだ。


 

今日、19日、昼頃チェックしたら以下の記事に出会った。これは「長崎新聞」の特種なのだと思う。

 

619日のながさきニュース

長崎新聞

「ばあちゃん泣きまくり」 司法修習生、取り調べ内容をブログに

 長崎市内の法律事務所で実務修習をしている二十代の男性司法修習生が、不特定多数が閲覧できるインターネット上のブログに、取り調べや司法解剖、刑務所見学など修習内容を書き込んでいたことが十八日、分かった。長崎地裁は「修習生としてふさわしくない書き込みがあった」として守秘義務違反の可能性もあるとみて調べている。

 長崎地裁などによると「司法修習生のなんとなく日記」と題するブログで修習を受けた率直な感想や、修習の在り方に関する意見を書き込んでいた。実務修習の内容にも触れ、二月十五日付では「今日、はじめて取り調べやりました。相手は○○歳のばあちゃん。途中から説教しまくり。おばあちゃん泣きまくり」(ブログ上では年齢を記載)と、容疑者の性別や年齢を明らかにしていた。

 同二十九日付でも、取り調べ中の容疑者が刑務所を出所して五日目の犯行だったことを記載。刑務所見学の様子について「受刑者たちは、なんだかロボットのよう」などと書いていた。司法解剖に立ち会った様子を再現する記載もあったという。ブログは既に閲覧できなくなっている。

(途中省略)

 長崎地裁は十二日に司法修習生を統括する最高裁判所司法研修所から情報提供を受け調査を開始。同地裁総務課は処分について「事実関係を含め調査し適正に対応したい」としている。書き込みをした修習生は長崎新聞の取材に「自分が話す状況ではない」とした。

 

この記事を読んで思ったのは、毎日ブログを更新しようという思いが高じると、それが強迫観念となりとんでもないことを書いてしまうことがあるのかもしれない、ということだった。これは自戒する必要がある。

 

この記事はその後、「読売」には、20086191125分付けで「朝日」には、20086191140分付けでアップされた。しかし、どちらもこの事実がいつ分かったのかは明記していない。

 

「長崎新聞」は現在「朝刊」しかない。このブログの記事が掲載されたのは今朝の朝刊で、そして午前11時頃ウエッブサイトにアップされたのだと思う。つまりこれは「長崎新聞」の特種で、「読売」や「朝日」は見落として、今日になって追いかけた、ということだろう。

報道にかかわる人にはこういう問題、ブログを通じて個人情報を、この場合守秘義務がある人が暴露しているという事実、に敏感になってもらいたい。そうした感覚が人権を守るためには必要だ。

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2008年6月18日 (水)

やはり中国は軍事独裁政権らしい

四川の大地震から約1ヶ月、中国政府がその本性をあらわにしつつある。世界の目がもう地震から別のものに移ったと考えているのだろうか。

以下は「読売」の記事の見出しと本文の一部だ。

 

四川大地震、学校の手抜き工事批判の元大学教員逮捕

特集 四川大地震

 【香港=吉田健一】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターは18日、中国・四川大地震で倒壊した学校の手抜き工事を批判する文章を国外のサイト上で発表した元大学教員の女性(56)が、国家政権転覆扇動容疑で公安当局に逮捕されたと伝えた。

 手抜き工事をめぐっては、学校倒壊で子どもが死亡した遺族の抗議活動を支援していた人権活動家が逮捕されるなど、政府は批判封じ込めに躍起になっている。

以下省略 (20086182017 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080618-OYT1T00622.htm?from=main1

 

こうした対応が洋の東西を問わず「軍事独裁政権」のそれであることを、元NHKの解説委員、吉村秀實がミャンマー(ビルマ)を例に次のように書いている。

 

軍事政権下では、軍隊が政 権を握っています。かつての日本のように軍部独裁の政治です。ミャンマーでは、他国との戦争だけではなく、アウンサン・スーチーさんのような民主化運動を 進めているグループなどとも闘っていますし、地域紛争もあります。こうした地域には、軍事政権はもともと防災対策などを講じようとしません…サイクロン直 撃の事前情報(警報)は、この地域を担当するインド気象局から軍事政権に伝えられましたが、貧困・紛争地域の住民には伝えませんでした。政権としては災害を受けて死んでもらった方がいいのです…被災の実態もなかなか明かになりません。軍事政権は、自国の「弱み」を知られたくないのです。(『自然と人間』20086月号)

 

吉村の分析に習えば、中国の女性の元大学教員は中国の「弱み」を暴露したことで「国家転覆扇動容疑」がかけられたということなのだろう?

まだまだ中国は強い国ではなく、乱暴な国のようだ。

 

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2008年6月17日 (火)

「人体の冒涜展」興行の今後

現在、青森で「人体の冒涜展」が「人体の不思議展」と銘打って開催されている。

「冒涜展」興行を実質的に進めている団体は、これまで相当の収益を上げているはずだが、どの程度税金は納めているのだろう。先月まで愛媛で興行し、現在は青森で興行中だ。

興行、と書くのはそれがヒトの死体を見世物にしている、まさに人体の冒涜展だからだ。この興行を「人体の冒涜展」と喝破したのは、愛媛県松山市の石手寺のお坊さんだった。寺の山門には松山で冒涜展が始まった頃、次のような歌が掲げられたという。

桜の風情を知る人に
そぐわぬ
人体の冒涜展

すばらしい感性だ。

冒涜展の問題点は同展に疑問を持つ会のホームページに明快に述べられている。お読みいただければ幸いだ。

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2008年6月16日 (月)

布施辰治弁護士

布施辰治(1880-1953年)は弁護士だった。隣国、韓国から「建国勲章愛族賞」を受けた唯一の日本人だ。

彼とゆかりのある人たちの手による『布施辰治と朝鮮』(高麗博物館)を著者の一人からいただき読んだ。すごい人はいっぱいるのだろうけれど、布施さんの肝っ玉の据わり方は尋常ではない。

この本を通じて高麗博物館(新宿区大久保)があることを初めて知った。近いうちに行ってみたい。

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2008年6月15日 (日)

60年安保は昔…

夕方テレビ番組の「笑点」を見ていたら、出演者が今日、6月15日は、1960年安保反対運動の過程で、デモ参加の女性が殺された日だ、と言っていた。それまで、今日が6月15日であることに気付いていなかった。

あの頃僕は高校生だった。ずいぶんと時間がたったのだ。

その後、68-9年の学園闘争があり、70年安保と続いた。70年は69年の敗北から抜け出すことができないまま、ずるずると押し切られた感じだった。その後この状況は変わっていない、あるいは悪化している。何とかしなくては、と思っている。

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2008年6月14日 (土)

M7の大地震

良い天気が続くと浮かれて散歩をして帰ってきたら、岩手・宮城で震度6強の地震のニュースだ。今地球というと大げさかもしれないが、日本や中国を含む地域は活動期に入って入るようだ。

今日、14日の地震も当初、10時頃までは大した被害は伝えられていなかったが、昼頃になると死者が出たことや、がけ崩れが発生していることが報じられ始めた。ただ、幸いなことに大きな建物、特に学校のような公共の建物の損壊は伝えられていない。

これ以上広がらないことを祈る。

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2008年6月13日 (金)

良い天気ともつれた糸

今日、13日は朝から良い天気だった。

夕方、6時前に外に出たが、なんとなく夏の夕方に近い感じの気温だけど、湿度は低めだった。いつまでこの天気が続くのだろう。

北朝鮮との話し合いは進展したのか、それとも相変わらずの駆け引きなのか?しばらく様子を見なければ分からない。もし本当に進展するなら、圧力が効いた、と主張する人々が出ることだろう。他方、ぬか喜びに終わると、彼らは圧力が足りない、と言い出すだろう。その手の人は、どっちに転んでも「圧力」でしかものを考えないだろう。理屈はどうでも付く。長い間もつれていた糸が少しでも解きほぐされる方向に行ってもらたい。

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2008年6月12日 (木)

巨星墜つ――漢法の星

今日、12日、東京および千葉に出掛けた。

東京では20年以上の間親しくしていただいた、伊澤凡人先生の遺骨と位牌に線香を手向けた。

先生は、漢法の大家だった。漢方ではなく漢法だ。先生からはおりに触れて僕が関心を持っていそうな、あるいは関心を持つべき新聞記事の切抜きや、ご自身の感想を送っていただいた。

年齢的には90歳を超えられており、一般的に言えば十分に生きられたとは思うが、残された若輩者としてはもっと生きていてほしかった。

先生が亡くなられたのを知ったのは、数週間前だが、その直前、先生の今年の夏の納涼会はどこでやるのかな、と思っていた。僕は世間的には引退してもおかしくない年齢だが、僕の学校の定年まではまだ時間があり、現役として働いている。そのため夏と冬の集まりに必ずしもきちんと出席できていない。そんなこともあり、納涼会の日程次第では一度ご自宅を訪問しようと考えていたところだった。その頃先生は既に天国で、「いまさら遅いよ」と苦笑されていたことだろう。

1年ほど前の、とてもよい表情の写真が飾られていた。

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2008年6月11日 (水)

「水俣病」被害者の切捨て?

以下は昨日、10日の「日経」の見出しだ。

水俣病、チッソ分社化法案提出へ 自民、補償問題で進展促す
(10日 14:23)

記事によれば、儲かっている部分を分社化し、株式を上場し、親会社(加害企業の本体)がその売却利益で被害者の救済をするというスキームだが、それはいずれ親会社が消滅し、分社化された、加害とは関係ないという姿勢の子・孫会社が繁栄する道ではないのだろうか? 

なんとなく胡散臭い感じがする。スキームをしっかり作り、監視する体制を構築することが必要だ。それなしに、金の問題だけで加害企業の本体を身軽にし、逃亡し易くすることには反対だ。 

被害者を置き去りにすることは許されない。

2004年の最高裁判決以後、発掘される被害患者は増え、国の対応を後手をふんでいる。このスキームは、今後発掘が続くであろう被害者を見捨てる一歩のように思えてならない。そうさせてはならない。

そのために必要なのは、被害患者の救済に関心を持ち続けることが第一だろう。

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2008年6月10日 (火)

梅雨

入梅して1週間ほどだろうか? うっとうしい天気が続いている。晴れても、薄雲が広がり蒸し暑い。

今日、10日、火曜日は学校の講義が2コマあり、ハードな一日だ。1コマは90分。90分、立ったままで、話をし、反応を見ながら次の話を組み立てて行くのは相当にエネルギーを使う。そういう意味でハードだ。

それでもこうした日が毎日続くわけではなく、比較的楽な仕事なのだと思う。その分、自分の研究ができるわけだ。でも、講義がある間は、講義の準備に追われ、まとまった時間が取れない。夏休みまであと1月半。待ち遠しいな。

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2008年6月 9日 (月)

タバコひと箱千円時代到来?

5日連続で?が付くタイトルとなる。

タバコをひと箱千円にして、税収を増やそうという議論が起きている。大賛成だ。千円とする場合、タバコ会社の取り分は増えず、税金分を増やして、ひと箱千円にするようだ。

以前僕はタバコの値段と、売上高からだけ税収を考えていた。それだと定価が上がればタバコ会社の収益も上がるのだが、今考えられているのは、タバコ会社の取り分は今のままで、上がった税金分を政府が独り占め、という構造のようだ。

それだと、以前の計算からすれば、売り上げ個数が少々落ちても税収は確実に増える。

ひと箱千円以上となれば海辺で釣をしながらタバコを吸い、空気を汚し、海岸にタバコを捨てる人も減るだろう。

また若者のタバコ離れも進み、将来的には喫煙人口が減っていくと期待できる。こうした値上げは早く実現してもらいたいものだ。善は急げだ。

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2008年6月 8日 (日)

水着の秘密?

英国製のレーザー・レーサー(LR)という水着は魔法の水着らしい。

現在行われているジャパンオープンで、LRをつけた選手が次々に世界記録を含め、従来の記録を塗り替えている。

水泳は、水着だけで、それ以外の用具なしで、身体一つの勝負、と思っていたけれど、そうでもないようだ。

これまでも水着の水に対する抵抗を押さえる工夫は行われ、さらに身体に密着する工夫がこらされてきた。しかしLRはそうした従来の常識を超える水着らしい。

選手のコメントを読むと、身体が浮く感じ、というが、浮きを付ければ水の抵抗が増し、不利となる。つまり浮いているのではなく、浮いた感じ、身体が軽く感じられる、ということなのだろう。

英国というのは、時としてとてつもない発明や発見をする国で、生物学の二重ラセンを発見したのも英国の科学者たちだった。

LRの開発の秘密を知りたいと思うが、開発者は水を吸わずに、また水との抵抗の少ない素材を開発することで、浮力を付ける、というトンでもないことを、普通の研究者には思いもつかないことを考えたのだろうか。

いずれ「開発秘話」が、オリンピックが終わった後?に出てくることだろう。それとも企業秘密で当分出ない?

しかし、LRというスピード水着が可能となったことは全ての人が分かったわけで、最も重要な秘密、そうした水着は可能、ということは暴露された。他のメーカーも早晩、優れた、早く泳げる水着を世に出すだろう。実現の鍵はメーカーによって異なるかもしれない。楽しみだ。

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2008年6月 7日 (土)

立件の背景?

PCI(パシフィックコンサルタントインターナショナル)事件立件の背景かな、と思える記事が「産経」に出ている。以下が見出しだ。

【疑惑の濁流】中国に消えた100億円 聖域化で腐った「遺棄化学兵器」
2008.6.7 15:03

この事業には最初のうち少しかかわっていたが、外務省の「日本国際問題研究所」が外れる前頃からかな、ほとんどかかわりを持たなくなっていた。かかわっていたときに見聞きしたことから判断して、この記事が述べていることが今度の立件の背景かな、と感じている。

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2008年6月 6日 (金)

クラスター爆弾――防衛兵器?

「産経」にクラスター爆弾条約についての「正論」が出ていた。以下が大見出しと小見出しだ。

【正論】拓殖大学大学院教授・森本敏 「クラスター禁止条約」参加に反対
2008.6.6 03:18
≪基本的な国家防衛兵器≫

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080606/plc0806060322000-n1.htm

昨日取り上げた「読売」の記事の狙いは、処理費用ではなく、廃棄に懐疑的、ということであることをこの論考は示しているだろう。

しかしクラスター爆弾は本当に防衛的兵器なのだろうか?

何故、米軍が使用したクラスター爆弾は米国ではなくアジアその他の国で発見され、人を傷つけているのだろう? 何故、イスラエルのそれはイスラエルではなく周辺の国々の人を傷つけているのだろう?

先日のクラスター爆弾廃絶の会議を無視したのは、米国・中国・インド以外に、ロシア・韓国・朝鮮も含まれると、森本氏は指摘している。

核兵器すら「防衛」のためという主張もあり、全ての兵器が「防衛」を標榜している。「攻撃」「侵略」のための兵器として揺るぎない地位を占めている兵器はあるのだろうか?ということを考えている。

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2008年6月 5日 (木)

クラスター爆弾――記事の意味は?

何を伝えようとしているのか、僕には分からない記事に出会った。クラスター爆弾についての「読売」の記事だ。以下に引用する。

クラスター爆弾禁止条約、日本保有の爆弾廃棄に200億円 

 防衛省は4日の自民党の国防部会などの合同会議で、クラスター爆弾禁止条約案の採択に同意したことに関し、日本が保有する爆弾の廃棄には約200億円の費用がかかることを明らかにした。
2008641934 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080604-OYT1T00767.htm

200億円、ずいぶん費用がかかる、それを伝えたいのだろうか?それとも、日本の遺棄化学兵器処理の事業では、それよりさらに多額の費用が見込まれている。後者が高額過ぎる、ということなのだろうか?

遺棄化学兵器の処理では地中に雑然と埋まり、各弾の形状や中身がばらばらのものを一つひとつ掘り出し、鑑定し、そして一つひとつについて保管や処理方法を決め、処理して行く。手間ひまがかかる。これはどの国でも同じだ。

他方、日本のクラスター爆弾は、いつでも使えるように、種類別に保管されており、それらを廃棄する場合は、グループ毎に同じ手順で廃棄処理を進めることができる。

そう思うと、それでも200億もかかるのか、一体日本国は何発のクラスター爆弾を保有しているのだ?それを準備するのにどれほどの税金を使ったのだ、と思ってしまう。また安全に保管するにも、税金を使っているはずだ。一刻も早い廃棄処理を願う。

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2008年6月 4日 (水)

うれしいニュース

久しぶりにうれしいニュースだ。最高裁大法廷が違憲の判決を出した。それも前向きの判断だ。

「読売」および「産経」の記事の見出しと、本文の一部を引用する。

父母の婚姻要件の国籍取得規定は違憲…最高裁大法廷判決
 未婚のフィリピン人女性から生まれた後、日本人の父親に認知されたフィリピン国籍の子どもが、両親が結婚していないことを理由に日本国籍の取得が認められないのは違憲だとして、日本国籍の確認を求めた2件の訴訟の上告審判決が4日、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)であった。
 大法廷は、父母の婚姻を国籍取得の要件とする国籍法の規定を違憲と判断し、原告計10人の子ども全員の日本国籍を認めた。原告の逆転勝訴が確定した。

(以下省略)
2008641527 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080604-OYT1T00509.htm?from=top
 

婚外子 国籍法規定は違憲 国に法改正迫る 最高裁大法廷判決
2008.6.4 15:11

 未婚の日本人父とフィリピン人母との間に生まれ、出生後に父から認知を受けた計10人の子供が、「生後認知に加え、父母の結婚がなければ、日本国籍が取得できないと定めた国籍法は憲法違反」として、日本国籍の確認を求めた2件の訴訟の上告審判決が4日、最高裁大法廷(裁判長・島田仁郎長官)であった。大法廷は、国籍法3条が「父母の結婚」を国籍取得要件としている点を違憲無効とする初判断を示した。その上で、原告敗訴の2審東京高裁判決を取り消し、国籍を認める判決を言い渡した。原告の逆転勝訴が確定した。
(途中省略)
 国は「父母の結婚で、父子が一緒に生活することになる。そうすると、子供と日本との強い結び付きが生まれる」などとして「国籍法の規定は合理的」と主張していた。
(以下省略)http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080604/trl0806041513002-n2.htm

当事者にとってはやっと、という思いだろう。早くはなかったが、よかった。

こうした当たり前の、「産経」が引用している国の「父子が一緒に生活…」という理屈が理不尽という判断が定着することで、離婚後何ヶ月間に生まれた子供の父親は前の夫の子供とみなす、というばかげた規定も変わっていくことだろう。

僕は個人的には、父子・母子…、家族一緒に暮らすことは必要なことだと思っている。しかし周辺を見渡せば、僕より若い、働き盛りの家庭では単身赴任や長時間残業でそうもいかない家庭を多く見かける。

最高裁の今回の当たり前に見える判断が、日本の家庭の「崩壊」を是認した上でのものかしら、と考えをめぐらすことも必要なのかな…。これは多分考えすぎだろう。

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2008年6月 3日 (火)

四川地震でチベット族その他は?

今日、3日、学校の帰りにNHKのラジオを聞きながら帰った。

視聴者からの投稿で、現在までの中国からの地震被害報道は、幹線沿いの漢民族居住地に限られている。チベット族など少数民族が多く住む地域の被害報道が少ない、という内容のものが読まれていた。

中国の、あるいは中国の少数民族についての専門家だとそういう点を見通すことができるのだろう。誰か専門家に、地震被害と少数民族、という分析をしてもらいたいものだ。善意の義援金なども、漢民族だけではなく、広く少数民族に渡っているのだろうか?

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2008年6月 2日 (月)

強い国、乱暴な国

昨日、6月1日、の続きだ。

佐藤さんの話でアーそうだ、と思ったのは「強い国と乱暴な国」という指摘だった。その言い方だと近年日本はとみに乱暴な国になっているようだ。

この言い方は、強い議論と乱暴な議論、というような使い方ができそうだ。議論の一方的な押し付けは後者であり、説得力あふれる議論は前者だ。このでんでいえば、彼は右翼だからとか、彼女は左翼だから、とレッテルを貼って分かったつもりになるのは、乱暴な認識、ということになるだろう。この場合、その反対は強い認識ではなく、深い認識だろうか?乱暴と強さとは一見似ている場合があるが、実態は正反対、ということに改めて気付かされた。

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2008年6月 1日 (日)

すごい講演を聞いた

昨日、5月31日、佐藤優さんの講演を聞いた。

時間通りにおさめ、内容の濃い講演だった。

本は読んでいたが、講演は初めて聞いた。期待以上だった。書くことと話すことを支えているのは彼のこれまでの読書の量だろうと推測した。

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