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2007年3月27日 (火)

的中した予報

天気予報が当たった。

朝見たネットの天気予報で、那覇地方は今日、3月27日、は午後3時頃雨、という予報だった。

今日も朝から、昼食と夕食に出る以外は、部屋に篭って仕事をしていた。すると、3時少し前か?1階のコインランドリーで洗濯機に洗濯物を入れて、部屋に戻り少しすると、すごく大きな雨音が聞こえてきた。外を見ると、夏の夕立のような大粒の雨が激しい勢いで降っていた。

雨は30分ほどで止んだ。この雨で「暑さ」が少しおさまった。洗濯と乾燥は雨が上がってからさらに1時間ほどして完了した。

今日、「知的に不誠実」という言葉を読んだ。「従軍慰安婦」をめぐる最近の「政府高官」の発言についての河野衆議院議長の言葉だ。彼らは知的にだけではなく、人間的にも不誠実ではないのか。

「従軍慰安婦」の問題は、日本人の何割かには「終わった」問題かもしれないが、国としての「謝罪」は未だだ(本ブログの3月5日の投稿を見てください)。これでは被害を受けた側にとっては終わっていない。また、誠実でありたいと願っている日本人にとっても「アジア平和基金」で終わりとは考えられない。

誠実に、真面目に、「無責任」を演じていたミュージシャンで俳優、プロ中のプロ、植木等が亡くなった。

これから本当に、無責任の時代に入るのかなア…。

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2007年3月25日 (日)

Skype――ネット電話

沖縄に来ている。

泊まっているところはホテルではなく、ウイークリーマンション。前回利用したところは常駐の管理人さんがいて電話を取り次いでくれたが、今回のところは、誰とも顔を合わせなくても泊まれる、というのがウリらしく、そうしたサービスはありえない。

でしょうがなくて、通話機能しかない、子供と老人向けの携帯電話を持ってきた。これは受けるのは良いが、かけるときは国内どこにかけても、固定であろうが携帯であろうが、料金は一律で、1秒1円だ。

こんなに高いのではゆっくり電話もできない。そこでSkypeを利用した。日本国内だと、1分間2.7円。僕の携帯電話だと、1分間60円。えらい違いだ。

かけ始めは、緊張してラグ(時間差)が気になったが、コツが分かると全く問題なく、快適に通話ができた。

今日の夕食は、近く、多分50メートルもない、にある中国家常菜・燕郷房(やんきょうふぁん)という店でとった。ここ数日、食べ過ぎだったので夜は沖縄そばが続いたこともあり、久しぶりにしっかりした夕食をとった気分だ。味も良かった。

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2007年3月23日 (金)

美しい国――税金の無駄遣い

上司思いの「うるわしい」部下たちの話かな?

以下は「産経」の記事だ。

「美しい国」会議に平山氏ら
 政府は23日、安倍晋三首相が掲げる「美しい国づくり」を国民運動とすることを目指し、日本画家の平山郁夫氏ら文化人や専門家約10人による有識者会議を4月に設置する方針を決めた。有識者会議は「美しい国」のイメージが不明確なことを踏まえ、日本の良さの検討や、各地の美しい自然や伝統を募集する予定。政府は23日、運動を展開する事務局として内閣官房に「美しい国づくり」推進室を設置した。
(2007/03/23 11:45)
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070323/shs070323001.htm

この記事で気になったのは「『美しい国』のイメージが不明確なこと」という記述だ。今回のことは安倍首相がその著書「美しい国へ」で使ったことが発端だが、この記事によれば「美しい国」には明確なイメージがないのだという。だからこれから有識者にお願いして中身を作ってもらう、ということのようだ。

政治家の著書、言葉が軽いことはいまさら言うことでもないが、今回はあまりに軽いので、フォローアップが必要で、それを税金でやる、ということのようだ。

これ美しい?

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2007年3月20日 (火)

旅先の雪

昨日、3月19日、から鹿児島に来ている。物理学会を見学するためだ。

昨日午後鹿児島空空港に着いたときは雨だった。友人と出会って、夜10時過ぎにホテルに帰ったときも雨が降っていた。

昼過ぎ、学会が開催されている鹿児島大学に行くために市電に乗ったら、桜島に雪が積もったね、という会話を聞いた。それで桜島が見えるところに出たところ、確かに雪化粧していた。以前であれば、市内のどこからでも桜島が見えたと思うのだが近年背の高いビルが林立し、どこからでも見える、という状況ではなくなった。また僕のホテルでの部屋は3階で、何かの時には安心だが、桜島は見えない。でも僕は安全の方が大切だと思っている。

僕が桜島の雪化粧を見るのは、2回目だ。40年近く前の新年、朝起きたら桜島が雪で白くなっているのを、焼酎で二日酔いの状態で見た。

昨日、そのときの友人と出会って、そんな話をしたばかりだった。その翌日、雪で白い桜島を見るとは、なんという偶然だろう。

シカゴと鹿児島、今年の冬はいずれも旅先で雪と出会った。

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2007年3月17日 (土)

論点のすり替え?

「強制連行」はなかったのだと。

以下は「産経」からの引用だ。

慰安婦問題、強制連行の証拠なし 政府
 政府は16日の閣議で、慰安婦問題で謝罪と反省を表明した平成5年の河野洋平官房長官談話に関し、「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする答弁書を決定した。
途中省略
社民党の辻元清美衆院議員の質問主意書に答えた。
(2007/03/16 17:36)
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070316/ssk070316003.htm

資料を集め、それを分析する仕事をしていると、「直接示す記述は…」とあると、間接的に示す記述(記録)はあるのだろう、と考える。

もうひとつ、辻元代議士の質問主意書の字句が分からないので、ここは推測だが、辻元が問題にしているのは、女性たちが「強制連行」されたかどうかなのか?ということなのか。むしろ、女性たちが自分の意に反して、言ってみれば周囲の圧力があって、軍が慰安所を設置するという体制ぐるみのシステムの中で売春宿に送り込まれた、ということではないのか?

そのように考えていたので、今回の政府の答弁書は、どうやら彼女たちを強制連行した「間接的」な証拠を政府は持っているらしい、という意味で驚きだ。

なお3月11日、AFP通信は長年この問題を追ってきた中央大学の吉見さんにインタビューして、記事を配信している。その一部を引用する。

吉見教授によれば、旧日本軍が前線部隊のために慰安所を設置する命令を下した関係書類を、偶然、発見したのは1980年だったと語る。
 書類には、中国北部を占領する旧日本軍の参謀が、慰安所の設置を求める内容が記されてた。旧日本軍兵士が、中国女性に性的暴行を加え、現地住民の怒りを買うことを避けることが目的だったという。

この問題を、問題視する人からすれば、「狭義」の、「広義」の、強制性などと如何にも「厳密」っぽく議論することは、女性を意に反して売春婦にした事実からすれば取るに足らないことなのだ、となるのだろう。そういう人からすれば、狭義の、広義のと述べることは、単に問題から目を背け、逃げているだけ、ということになるだろう。

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2007年3月15日 (木)

花粉と時差

帰国して1週間。

帰国翌日から学校に行き、土曜日も日曜日も予定があり、月曜日から毎日出歩いていたらついに限界。今日は予定をキャンセルして一日自宅で静養。

すると、目の周りのかゆいというか、しこりというか、違和感がなくなった。この厭な感じはひとえに花粉のなせる業だろう。

こんな状況なのできちんと追ってはいないのだが、いわゆる「従軍慰安婦」問題の調査を自民党がするらしい。そして政府は資料を提供する、という。以下は「読売」の記事だ。

安倍首相は8日夜、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話の前提となる事実関係について、自民党が調査を行う場合、政府が収集した資料を党側に提供する考えを表明した。政府による再調査は否定した。
首相官邸で記者団の質問に答えた。
(途中省略)
首相はその後、記者団に「(慰安婦募集の)強制性について今後、党が研究、調査をしていくということなので、政府としては資料などの提出、提供で必要に応じて協力していく考えだ」と述べた。政府の対応については、「我々は基本的に河野談話を継承していく立場だ」などと語った。(2007年3月8日22時12分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070308ia21.htm

この記事で安倍首相は「党が研究、調査をしていくということなので、政府としては資料などの提出、提供で必要に応じて協力していく」と述べているが、それは従来国立公文書館等で公開されていないものを意味しているのだろうか?それともすでに公開したものを意味しているのだろうか?その辺が不明確だ。もし前者であれば、それを与党のみに提供するということは、極めて意図的で、情報操作の危険を感じる。

そうした資料は、与党にのみ提供するのではなく、公文書館あるいは国会図書館などで公開すべきだろう。それによって、与党の調査が行われた場合、その信頼性も増すと考えられる。さもなければ密室での情報操作という批判が付きまとうことだろう。

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2007年3月 8日 (木)

今年初めての「雪」

朝起きて、さあ今日で帰国と外を見ると、新雪が1cmほど積もっていた。たいした距離ではないが、雪で滑らないように、荷物を引きながら、ホテルから駅まで、200mほどのゆるいスロープを降りていった。

電車は若干遅れていたが、ほぼ予定通りにオヘヤ空港に到着した。

シカゴは大きな、石の建物が多いという感じを受けた。寒くて、最高気温でも零度ほどなので人通りはあまり多くはない。昔住んでいたワルシャワを思い出した。あの街は、真冬の街中の人通りは少なくとも、建物・店に入るとそこに多くの人がいるのでびっくりしたものだ。これは寒い街の宿命か?

今回、2月27日の火曜日の夕方にデュポンに着いたときなんとなくさびれた感じがしたのも、真冬のせいだろうか?それともいつもは午前中に着いていたのが、今回夕方だったために、なんとはなしの寂寥感があったのかな。

さて、帰国して、成田空港で早速マスクを買って、家に向かった。結局今年は、雪のないまま花粉のシーズンとなってしまった。

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2007年3月 6日 (火)

シカゴ科学産業博物館――人体の不思議展

シカゴの時間でも昨日、5日、科学産業博物館に行って来た。

なんと、人体の不思議展をやっていた。この博物館は後日アップするが、精子と卵子が胚となったときから、ヒトとなるまでの展示をやっているところだ。したがって人体の不思議展をやっていても不思議ではないのだろう。

あまり人が入っていない状況を写真に写してきた。それは別のブログで見てください。
日本現代誌
のここには寒い国の工夫も写してある。吹きさらしの高架の駅に暖房が設置されているのだ。

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2007年3月 5日 (月)

予測が当たる?

以下は、「国が謝罪をするということ」を投稿してから2時間して「産経」に出た記事だ。冒頭部分だけを引用する。

米議会、慰安婦決議案 米メディア「安倍首相 全否定」報道
 【ワシントン=古森義久】「慰安婦」問題で日本に謝罪を求める決議案が出ている米国議会で、最近の安倍晋三首相の言明の報道が、同決議案への反対派を混乱させるという屈折した現象が起きている。反対派は河野談話などを基に「日本がすでに非を認めて十分に謝罪した」という立場をとり、決議案推進派の動きを「日本の民主主義を無視している」と批判してきたが、安倍首相が慰安婦問題への日本の責任を全否定するかのように報じられたからだ。
(2007/03/05 07:37)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070305/usa070305000.htm

首相や政府高官など責任ある人の不用意な一言がどれだけ混乱を招くかを良く示す例だ。

しかしそれにつけてもシカゴは寒い、昨日のDCは暖かく春みたいだった。日本も日曜日、初夏のような陽気だったとか。僕にとってはここシカゴで、今年の冬を初めてやっている感じだな。

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国が謝罪をするということ

1月11日に「日本政界バラバラ事件」を書いた。あの時は政治資金を巡る「政治屋さん」の醜い言い逃れだった。

今回のバラバラ事件は、もっと根が深く、思想や哲学あるいは歴史についての考え方につながる問題だ。

今日書くのは、安倍首相の「従軍慰安婦」とされた方々への発言を巡る混乱だ。発端はどうも次の記事のようだ。

従軍慰安婦「強制の証拠ない」=河野談話の見直し否定せず-安倍首相
3月1日23時2分配信 時事通信
 安倍晋三首相は1日夜、従軍慰安婦問題を謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話について「当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だ」と述べ、旧日本軍が従軍慰安婦を強制的に集めて管理した証拠はないとの認識を示した。また、談話見直しの必要性に関しては「定義が大きく変わったことを前提に考えなければならない」と語り、否定しなかった。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 ただ、この発言について首相周辺は「国会で答弁した通りのことを言っただけで、これまでの政府方針と何も変わっていない」と指摘、同談話の見直しを表明したものではないと強調。塩崎恭久官房長官も同日の記者会見で「談話を受け継いでいくのが政府の立場だ」と語った。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000217-jij-pol

僕はこのニュースをAPの配信としてワシントンDCで聞いた。今DCからシカゴに移ったところだ。DCで安倍発言を聞いたときに、なんと間の悪い発言、を思ったものだ。あたかもIWGによる日本の戦争犯罪関係の文書リストが作成され、韓国や中国の報道機関が、新しい資料は含まれていはいないのだが、我先に閲覧している。彼らは「再発見」を「新発見」と思い込み、報道するだろう。やれやれだ。その「再発見」の中には「従軍慰安婦」に関するものもあるだろう。

さらに時期的には韓国を含む複数の女性が「慰安婦」とされたことについて米国で証言し、米国民や報道機関の関心が高まっているという背景がある。こうしたことを日本の在米大使館は本国政府、特に首相官邸には伝えていないのだろうか?伝えているけれど馬の耳に念仏、という状況なのだろか?

そして、今日、シカゴの時間で3月4日、午後2時過ぎ、日本時間だと5日の朝5時過ぎ、に目にしたのが次の「産経」の記事だ。

「首相は河野談話を継承」 慰安婦問題で世耕補佐官
 世耕弘成首相補佐官(広報担当)は4日のテレビ朝日番組で、従軍慰安婦の動員をめぐる旧日本軍の強制性に関する1日の安倍晋三首相の発言について「首相就任直後の国会答弁通り。強制性の定義は広義、狭義といろいろあるが、(従軍慰安婦におわびと反省の気持ちを表明した1993年の)河野官房長官談話を引き継ぐことは変わっていない」と強調した。
 韓国や米国で首相発言を河野談話見直しの動きと警戒する見方が出ているため、それに反論した。政府関係者によると、首相官邸は韓国政府や米国メディアなどに首相の真意を説明する必要があるか検討している。
 首相は河野談話継承を明言した昨年10月の衆院予算委員会で「狭義の強制性」を「家に乗り込んで強引に連れて行った」、「広義の強制性」を「行きたくないが、結果としてそうなった」と説明した上で「狭義の強制性については事実を裏付けるものは出てきていない」と答弁した。
(2007/03/04 15:30)
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070304/shs070304001.htm

河野談話を否定できるかもしれないと「観測気球」を上げたらどうも大変なことになりそう、それはアジア諸国の反発だけではなく、米国政府の信頼をも失う可能性が大となった、ということであわてて引っ込めた、ということだろう。

「産経」の記事は「『狭義の強制性については事実を裏付けるものは出てきていない』と答弁した。」と書いているが、「事実を裏付けるもの」の所在調査はどの程度やったのだろう。そうした発言は、文書調査を誠実に、十分に行った後に初めて言えることなのだ。

かつて米国では、第二次世界大戦中の日系人に対する差別的な扱いについて、十全な調査に基き、事実を確定し、議会で謝罪決議をし、そして被害に見合う金銭保証を米国政府が行った。国が謝罪するというのはそういうことなのだ。

河野談話と民間のアジア女性基金というのは、それと比べるとなんと「無責任」なことよ、と思わざるをえない。河野談話とアジア女性基金ではまだまだ日本国としての謝罪とはないっていないから、繰り返し「反省」を求められるのだ。

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2007年3月 1日 (木)

職場は今?

2月27日、夕方、定刻より30分ほど早くワシントンのダレスに着いた。これを書いているのはDC時間で28日午後1時。

ホテルには明るいうちに入れた。夕食を食べに出るつもりが、機内食で十分で、そのまま寝てしまった。

そこで考えたのが、いまや「職場」というのはどうなっているのだろうか、ということだ。SOHOだとか、在宅勤務だとかいって職場がなくなっている。また派遣労働者にとっては、職場とは何なのだろう。

以前は、職場で議論し、そこで技術移転なども行われたのだと思うのだが、今やそれはどうなっているのだ?派遣の方に技術移転をしても、それはその企業にとっては、余り意味がないのではないか?そして結局そうしたことはしない、ということにつながりそうだ。それは従業員教育の一番重要な場を失うことになる。この教育的側面は、移転される側よりむしろ、移転する側にとって大きな意味があったと思う。

従業員教育にとってもうひとつの柱が、労働運動だっただと思う。それも現在の「職場」環境で力をそがれている。本当は労働組合が、その活動が企業の屋台骨を支えていたと思うが、それがまた失われつつある。

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