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2006年11月20日 (月)

自立できない、させないシステム?

昨夜、古くからの知り合いの家のパーティに呼ばれた。そこで、別の古くからの知り合いと会って話をした。

彼の子供は、大学の授業料を半分、国から借りて勉強したという。残りは彼が払ったといっていた。今彼の子供は、国に借金を返しているという。

そこでホテルに帰ったら、次の見出しを見つけた。

「大学が学生の帰省旅費を補助『面倒見のよさ』PR」

2006年11月20日12時38分「朝日」
http://www.asahi.com/life/update/1120/007.html


これが学生集めの「策」のひとつであることは分かるが、金を配るにももっと別の、自立を促すようなアイディアはないものか。

隔世の感、というか、日米が別世界であることを実感した。

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2006年11月19日 (日)

帝銀事件の本

今ワシントンDCにいる。

水曜日、15日、に着いた。翌日木曜日は、雨と風がひどかったが、蒸し暑い一日で、時差の中にいる人間には不快だった。しかし、金曜日はからっと晴れて、とても気分が良かったが、気温がぐっと下がった。コートが必要となった。

木曜日と金曜日は議会図書館(LC)で資料を見た。そこで当時読売新聞の整理部長、高木健夫が書いた『帝銀毒殺事件の全貌 毒殺魔は誰か?』(緑蔭書房)を見つけた。内容は犯人とされた平沢氏の犯行を疑問視したものとなっている。

帝銀事件の発生は1948年1月、平沢氏の逮捕は、同年8月だが、この本はなんとその年9月刊行だ。以下がLCのカタログだ。

Teigin dokusatsu jiken no zembō.

  
LC Control Number:     80807187
Type of Material: Book (Print, Microform, Electronic, etc.)
Personal Name: Takagi, Takeo, 1905- [from old catalog]
Main Title: Teigin dokusatsu jiken no zembō.
Published/Created: 23 [1948]
Description: 6, 154 p. ; 19 cm.

CALL NUMBER: HV6661 .J32 1948.T34 Japan
Copy 1
-- Request in: Asian Reading Room (Jefferson, LJ150)
-- Status: Not Charged

現在は僕が借り出しているので、Not Chargedではなく、Chargedだと思う。それは別にして、LCではかなりの数の本が日本語で検索し、表示させることができるようになっているが、この本はどういうわけかカタログが、まだ日本語化されていない。

うすい本だが、わずか一ヶ月で原稿を完成し、それを本という商品として出版する早業、すごいものだ。

詳しい内容は、月曜日以降(現在DC時間では、日曜日の朝、9時45分だ)読んでから報告する。

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2006年11月15日 (水)

太平洋上空1万メートルの航空機の中でネットを

今年の2月だった、パリからの帰りに航空機の中でネットをやったのは。あの時は何ドルかとられた。今回はとられないらしい。

航空機上でネットサービスを始めたがそれほど収益が上がらない、あるいは赤字だったのだろう。勧進もとのボーイングが撤退を決めた、その結果、ただで、ただし今年一杯、利用できることになった。それで今回、時間を気にしないで安心してネットを使っている。

旅行中、特に航空機や列車で移動中にネットをやるのはよくないよ。チッポラの『時計と文化』(みすず書房、僕の訳)が言うようにそれは、時計を、時間を気にしながらレジャーを、息抜きをいているようなもので、息抜きにも、リフレッシュメントにもならない。

これは便利が悪の典型だろうか?ビジネスマンには移動中のネットは便利だろうと思っていたが、彼らも休めるときは休んだ方が、その後の仕事が順調に行くのだろう。

それがボーイングの失敗だった?エアバスの2階建機がこけて(もうすぐこけそう)ボーイングは安泰のようだけど、これが何とかの一穴とならなければよいけれど。

そうなると、皆が憑かれたように世界を旅する「悪い慣習」が見直されるかもしれないなぁ。それでも僕は旅をする。航空機ではなく、別の手段でいくらでもできるさ。

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2006年11月 9日 (木)

元気が出た――高遠さんの話を聞いた

高遠さんの話を聞いた。

彼女は最初、200人ほどの聴衆を前に1時間30分ほど、映像を交えてイラク戦争そして彼女自身の活動を話してくれた。彼女自身の活動は、イラクで誰からも見はなされた子供たちを自立に向わせる活動だった。

彼女がその子供たちの立場で考え、懸命に努力を続けてきたことが理解できた。その努力が、子供たちを厄介ものと捉え、逆に高遠さんの身を案じる大人たちをいつかは引き込み、協力者にしていった。これは、多分僕などには理解できない思慮があるのだろうが、僕には彼女の意志、子供たちを自立させたいという意志、の存在を強く感じた。

この後20人ほどで彼女を囲んで話を聞くことができた。20人のうち15人ほどは20歳くらいの人たちだった。彼らがいろいろ質問して、高遠さんから「本音」を引き出していた。

本音は、やるっきゃない、できることの積み重ね、それが周囲の人々を変え、協力者を増やしていくということのようだ。続けることで信頼が生まれ、半信半疑だった人も納得する、ということのようだ。

非暴力への思い、どうしたら憎しみや怨念を、暴力の連鎖の出発点とするのではなく、何かを、できれば人の和を作り出すことができるかという思い、の強さを思い知らされた。

話も実体験に基づき分かりやすく、説得力があったが、それ以上に彼女の素晴らしい人柄、ひたむきさにうたれた。

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2006年11月 4日 (土)

北朝鮮の核の標的は自国民?

北朝鮮の高官は、北の核は韓国を標的としたものではない、と言明したという。

「朝日」の「北朝鮮の金常任委員長と会談 韓国野党代表団」(2006年11月04日11時30分)は次のように伝えている。

 訪朝していた韓国の野党・民主労働党の代表団は3日、平壌で北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)・最高人民会議常任委員長と会談した。同党によると金委員 長は「米国の制裁と圧殺政策に対する自衛的側面から核を持たざるを得なかった」と釈明したうえで「(核兵器は)決して南に向けたり(韓国の)同胞を狙った りしたものではない」と言及、韓国に懐柔のメッセージを送った。

確かに韓国向けの懐柔のメッセージだが、となるとその核の標的は?と考えることになる。多分、日本を核の標的にする必要はない。何故か?

それは日本には大量の「マイナスの核兵器」があるからだ。それはなんだ? それは原子力発電所だ。日本の原子力発電所は地震や爆弾攻撃に耐えられると言っているようだが、バンカーバスターを上から打ち込まれたら、ひとたまりもないだろう。

そんな日本に虎の子の核兵器を使う必要はない。となると、北朝鮮の核兵器は中国に?そうした願望はあるかもしれないけれど、陸続きの隣国に使うのは最後の最後だろう。

となると、核実験をしたことは北の国民に伝えている。成功した、と伝えているかどうかは不明だが、北朝鮮の国民は、自分たちは核保有国だ、と考えているだろう。

それを素直に喜んでいる人はどれだけいるだろう。むしろこの核は金正日の延命の、脅しの道具に使われるのではないか、と考えている。

かつて、イラクのフセイン大統領がABC兵器を持っていないのに、持っているようなふりをして、米国の攻撃を受けた。彼が持っているふりをしたのは、自国で、アラブ社会で自分の威厳を高めたかったためだろうと、僕は思っている。

そう考えた場合、北朝鮮の核の標的は北の国民ではないか、と疑うことになる。

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2006年11月 2日 (木)

年賀状を止める――郵政民営化に抵抗して

近くの郵便局の機能が縮小されることは以前、2006年8月15日に「町の郵便局がなくなる――郵政民営化の悪影響」として書いた。

具体的に何をするか決めていなかったが、年賀状の売り出しが昨日から? ということで、来年の年賀状から、年賀状を出すことを止めることにした。

まあ、その代わり、年末にくろねこメールで、ことの顛末を報告することになるだろう。12月に入ったらぼちぼち、少しずつ報告を送ることにしよう。

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