嘘を真実にする方法
嘘も繰り返し「真実」として発信するといつしか人は「もしかしたら…」と信じるかもしれない。
そう思ったのは昨日の経験もひとつの要因だ。もうひとつは、先日来(4月1,2,5,7日)書いている写真の悪用の問題がある。
以下に写真の説明がどう変遷したかを書いておく。
①「明治43・44年南満州ペスト流行誌附録写真帖」での説明
②『続悪魔の飽食』(森村誠一)の説明
③サイトの写真説明
④"Factories of Death", S.H.Harris, Routledge, 2002の説明
A:10人ほどの医者(?)が解剖台を囲んでいる写真
①「鉄嶺に於けるペスト死体解剖、其一、Dissecting Victims of the Plague, Tiehling---No.1」
②「『丸太』の運命・2 女『丸太』には、梅毒実験および妊娠中・出産後の種々の生体実験が待っていた。解剖される母子『丸太』。」
③「731の医者が強姦し、彼の子を身ごもった少女を生きたまま解剖」
B:ツララが下がった小屋の中に積み上げられた死体の写真
①「哈爾濱に於ける凍結遺体の堆積 Piles of Frozen Corpses, Harbin」
②「『丸太』の運命・5 第七三一部隊の死体置場にはペストに倒れた『丸太』死体が山と積まれていた。横に立つ隊員の白衣姿は文字どおり悪魔的である。」
③「実験後うち捨てられた死体」
C:子供が1人解剖されている写真
①「鉄嶺に於けるペスト死体解剖、其二 Dissecting Victims of the Plague, Tiehling---No.2」
②「『丸太』の運命・4 女子供を問わず、解剖された」
④「生物戦実験の被害者を解剖する731部隊の科学者(「中日戦争の真実を追究する同盟」提供)」
A~Cの写真の出所は『続悪魔の飽食』だと考えられる。その根拠は、Bの写真の人物の帽子の細工、赤十字のマークを黒で塗りつぶしてある、とCの写真のトリミングの一致、本来の写真と比べ下が大きくカットされている、の2点だ。
昨日書いたような経験からすると、人は隙あらば他人の研究を掠め取り、さらに改変さえするということか。なかなか辛いものがある。
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