常石の2022年5月から6月の状況ーその5
NHKの番組は「チョイス@病気になったとき」の6月4日、土曜日、放映の「」見逃さない!膵臓がん」だったと思う。
番組を見る前、5月31日、火曜日、の点滴は、僕の体温や血圧の数値が原因でキャンセルになった。COVID-19の検査もしたが陰性。
6月7日、通院による抗ガン剤治療の初日、担当の内科の先生に、NHKの番組を見て、僕の場合、抗ガン剤治療は「延命」なので受けたくないと話した。担当医は「延命」は否定せず、ただ当初の入院以来鎮痛剤で痛みを感じない生活を送ることができているのだから、しばらく続けたらどうでしょうかと提案。手術とは違い、化学療法である抗ガン剤はいつでも中止することができるから、それまで穏やかな生活を続けることも選択肢です、と言う。確かにそれは言えてる。
番組は僕が受けていた抗ガン剤治療によって、膵臓ガンが小さくなって手術ができた方の例を紹介していた。これは「コンバージョン」と言って手術不可能と判断された患者のうち抗ガン剤でガンが小さくなり勢いもなくなって、手術が可能となった例だ。手術不能と判断された患者の1割相当がコンバージョンにこぎつけた。しかしそのためには副作用との壮絶な闘いを覚悟しなければならないようだ。
6月7日、抗ガン剤治療を受け、次回は本来なら翌週14日だが、担当医は僕は隔週での治療ということで21日の11時、7日より1時間遅い時間、に予約を取ってくれた。あくせくせず、穏やかな時間を少しでも長く持つために、ゆっくりゆっくり、スロースローで治療を受けていくことになった。
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